仕事でやりがいを感じられるかどうかによって、人生の幸福度はまったく違ってきます。
言うまでもなく、やりがいが感じられれば感じられるだけ、幸福感が高まるわけです。
では、仕事でやりがいを感じている人にはどういう特徴があるのかご紹介します。
1.正しい自己評価ができている
仕事をする際、ほとんどの人が「自己評価」と「他己評価」を意識します。
そして、多くの場合、その2つの評価のギャップに悩むのです。
例えば、自己評価は高いのに、上司や会社側からの評価が低い場合は、
「自分は正当な評価をされていない。評価が低すぎる」という不満を感じますから、仕事にやりがいを見出すことはできません。
逆に、自己評価が低すぎる場合は、「自分は仕事ができない」という劣等意識を持ちますから、仕事のモチベーションは高まらないでしょう。
この場合も、仕事にやりがいを感じることは困難です。
そのいずれでもなく、自己評価と他己評価にギャップがないケース、
つまり「自分の実力に見合った仕事をし、それを正当に評価してもらっている」と認識できた時に初めて、仕事にやりがいを感じることができます。
2.プラス思考でチャレンジ精神を持っている
仕事に充実感を感じることほど、人間を前向きにすることはありません。
やりがいを感じながら仕事をしている人は、したがって、自然にプラス思考になります。
何事も前向きにとらえ、意欲的に前進してこうとします。
ですから、現在の仕事に満足していると同時に、「新しいことにもチャレンジしてみたい」という意欲を持つようになります。
チャレンジ精神にあふれ、前進意識を強く持っているのが、仕事にやりがいを感じている人の大きな特徴と言うことができるでしょう。
3.休日の使い方が上手で、プライベートも充実している
やりがいをもって仕事をしている人は、休日の使い方も上手です。
仕事をより充実させるためには、休日を無為に過ごすわけにはいきません。
例えば、何もしない休日でも、そこには「心身を休めリフレッシュする」という目的意識があります。
そのため、意識的に、より効果的な休養のあり方を考えますから、ただ何となくだらだらして一日が終わるというようなことはありません。
休日だけでなく、すべてのプライベートタイムについて、そうした意識を持ち、結果として、プライベートの時間も充実します。
仕事にやりがいを感じている人は日常生活にも、さらには家庭生活にも生きがいを感じやすいという特徴を持っているのです。
4.心に余裕があり、表情が明るい
仕事に自信があり、その自信が心の余裕につながるというのも、特徴の1つでしょう。
自信がなければ、仕事にやりがいを感じることはできません。
仕事で自信があると、人間は精神的に余裕ができて、広く大きな視野を持つことができます。
余裕を持った心と目でものごとをとらえることができるのが、仕事に生きがいを感じている人です。
その余裕が端的に現れるのが、明るい表情です。
仕事でやりがいを感じている人は、特別なことがない限り、明るく穏やかな表情でいることができます。
5.ライフプランを考えている
仕事が充実している人は、将来に対してもプラス思考でプランニングできます。
これも「心の余裕」と「広い視野」の表れの一つと考えていいでしょう。
精神的にいっぱいいっぱいという状態の人には、そんな余裕の生まれようがありません。
余裕があるからこそ、長いスパンで人生を考え、具体的なライフプランを作り、その実現を目指そうという意欲が生まれても来るのです。
今回は仕事にやりがいを感じている人の主な特徴を紹介してきました。
仕事をする以上、誰しもそこにやりがいを見出したいと思うものです。
やりがいを感じることができると、上記のように、仕事以外にもさまざまなメリットが生じ、人生が充実するものです。
参考になさってください。