仕事や趣味、恋愛などに対してやる気がない人が皆さんの身の回りにはいませんか?もしくは皆さん自身がそれらのことに対してやる気がないと感じているかもしれません。
やる気というのは自然に湧いてくるものですが自分で意識してやる気を出すのはなかなか難しいものです。
ここではやる気がない人の特徴を紹介します。
1.好きじゃないので気が進まない
やる気がない人の特徴は、その仕事が好きではない、周囲に好みのタイプの恋愛対象がいないなどの理由で気が進まないと感じていることです。
人間はやはり興味がないこと、好きではないことに対して積極的にはなれません。
無理に自分を奮い立たせてもやる気は長続きしませんし、それ自体がストレスになってしまいます。
やる気がない人自身ができる対策としては、好きじゃない物事に対するささやかなやりがいを探すことがあります。
仕事内容自体は好きじゃないけど、クライアントと会話するのは楽しいなどの魅力を探すことです。
会社組織などでできる対策は、その仕事の魅力をはじめから伝えてあげること、その人が好きになれる部門に配属することです。
2.目立つのが苦手
やる気を出して積極的に行動するのはとても魅力的なことで、そのため職場やグループの中でとても目立ちます。
しかし人前に出て目立つこと、みんなから注目されることが苦手なタイプの人もいます。
心の中にやる気を秘めているけれど、目立つのが苦手で周囲から注目されたくないために不本意ながらやる気を内に秘めている人もいます。
そのような人は事情を知らない周囲から見ればやる気がない人に見えてしまいます。
さらに不幸なことにはそのような状態が続く中で本当にやる気がなくなってしまうことです。
目立つのが苦手な人自身が、やる気を出して行動するためには周囲から注目されるプレッシャーもつきものだということを割り切って行動できるようになるか、周囲も本人にプレッシャーを与えないように気遣いが必要です。
3.やる気を出しても報われない
やる気を出しても全然報われない環境にいる人は、最終的にはやる気を出すこと自体が面倒くさくなってしまってやる気がない人に定着してしまいます。
頑張っても頑張ってもうまくいかない歯がゆい体験を繰り返した人は最終的にやる気がない人になってしまいます。
仕事で営業成績をいくらあげても上司から評価されない、給料や出世に反映されない組織にいる人や、どんなに頑張って異性にアプローチしても恋人ができない人は、他の人の成功体験を参考にしたり、諦めずにコツコツやる気を出して努力することで少ないチャンスをものにできるという希望を持つしかありません。
4.やる気を出すのがかっこ悪いと思っている
天邪鬼的な行動をしたり斜に構えたいだるそうに振る舞って、やる気を出すことを否定するのがかっこいいと思っている人も世の中に一部にはいます。
「めんどくさい」「だりぃ」が口癖になって、だらだら行動して最終的に他の人から無理やり尻を叩かれてやっと重い腰を上げるような態度は、他の人から見ればただのやる気がない人で全然かっこよくはないのですが、本人にとってはなぜかだらしないことがかっこいいと感じられます。
そのようなタイプの人に対して周囲は、やる気がない態度を批判するよりも、やる気がある態度をごく稀に見せた時に思いっきり評価してあげることで、本人がやる気がないことのデメリットを認識するように仕向けるのが一番効果的です。
いかがでしたか。
やる気がない人の特徴は本人一人の問題ではなく周囲の環境にその人自身がマッチできないことが原因だということがわかります。
職場などでやる気がない人を見つけたら、頭ごなしにやる気を出すように言っても効果はなかなか見られないものです。
それよりもその人に自然にやる気を出させる環境づくりに石が手を貸してあげることが重要です。