ズボラな人は世の中にたくさんいます。
近頃ではズボラ女子という言葉も聞くようになり、男女問わずズボラな人が増えています。
皆さん自身の中にも自分がズボラだと自覚している人がいるかもしれません。
ここではズボラな人の特徴を紹介します。
【特徴・方法】
1.どうせ後で元通りになるからとはじめから何もしない
ズボラな人は部屋の片付けや整理整頓に代表されるように、せっかく一生懸命片付けをしたとしても何日かすればどうせ後で元通りになるんだからはじめから何もしなくても同じだという考え方を持っています。
ダイエットに関してもたとえ頑張って食事制限をしても、その後でまたすぐにリバウンドするんだからダイエットをしなくてもいいと考えてはじめから何もしません。
そういった考え方は事実は事実なのですが、結局は自分の意思の弱さを言い訳しているだけに過ぎず、初めから何もしなければこれから先はどんどん悪くなる一方なのでズボラ化の泥沼にはまっていきます。
2.失敗するぐらいなら初めから何もしない
ズボラな人は極端に失敗を恐れる傾向があります。
高い入会費を払って新しい習い事を始めて三日坊主に終わってしまって入会費が無駄になってしまったり、部屋の片付けをはじめたのに部屋を引っ掻き回しすぎて最初よりももっと汚い状態になってしまうのを恐れます。
その結果失敗するぐらいなら初めから何もしない方が自分にとってダメージが少ないという消極的な思考に陥ります。
しかし実際の世の中では何もしないよりは少しでも行動した方がマシなことはたくさんありますし、やってみなければわからないこともあるのでこのようなズボラ思考はあまり感心できません。
3.見えないところに手間をかけたくない
ズボラな人は自分の社会的な評価やモテにつながる人から見えるところに手間をかけることは仕方ないと考えています。
それなのでズボラだからといって仕事ができなかったり、身だしなみに無頓着というわけではありません。
しかしその反動で、他人から見えないところにはなるべく手間をかけないようにします。
他の人が訪ねて来る予定がない限り自分の部屋を整理整頓することはまずありませんし、部屋着もだらしない服装で過ごしています。
見えるところに手間をかけるのは社会人として仕方ないけれども、見えないところに手間をかけたくないというのがズボラな人の特徴です。
4.明日から本気を出すつもりでいる
ズボラな人の口癖は「明日から本気を出す」「来月からは」「来年こそは」です。
つまりいつも明日からだったりいつかは自分のズボラな体質を改善したいという心は持っています。
しかし具体的に行動を起こすのはもうちょっと先でいいという甘さがあるので、行動に移す前に自分を甘やかし続けます。
そして具体的な期限を決めないので結果的には何もしていないのと同じです。
「明日からダイエットを始めるから、今日はその前にラーメンをたくさん食べよう」「今日は疲れているからラーメンを食べて、ダイエットは来週からスタートすればいいや」というパターンがズボラな人の定番です。
5.サボる言い訳に弱い
ズボラな人はサボるための自分への言い訳を常に考えています。
心の中ではズボラな自分を改善するために頑張ろうと思っていてもなかなか腰が重くなってしまいます。
そこでサボっている自分を正当化するために、「今日は疲れているから」「休日ぐらいは家でゆっくりしよう」「一週間頑張ったご褒美に今日は何もしないをしよう」といった具合でサボる言い訳を自分で考えてそれに負けてしまいます。
いかがでしたか。
皆さん自身にも当てはまる耳の痛い要素が色々あったのではないでしょうか。
ズボラな人は自分に甘い人ですが、そのような甘さはどんな人でも持ち合わせているものです。
逆に言うと、ズボラから脱却するためにはそのような自分の甘さに対して徹底的にストイックになって自分を鼓舞していただければいけないでしょう。