学校や会社でミスを繰り返してしまったり、人のことをすぐに信じて騙されるような人のことを「まぬけな人」と言いますよね。
いい意味で使われることが無く、できれば「まぬけ」と言われないようにしたいものです。
まぬけな人の特徴を知ることで、まぬけな行動を起こさないように気をつけられるのではないでしょうか。
1.目先のことに必死で周りが見えない
どこか抜けている人というのは、物事の流れや全体像をつかむことが苦手です。
やる気はあるのですが、目先のことばかりに気を取られ過ぎて周囲の状況が見えていないことがよくあります。
全体の流れを把握しきれていないので全てを管理することができず、つい抜けしまう部分が出てくるのです。
与えられた仕事に慌てて取り組むのではなく、まずはじめに全体のイメージを掴んで、
ゴールをしっかりと把握してからスタートさせた方が、要領よく作業を進めていくことができるでしょう。
まず全体のイメージを把握しておくことで、突発的に起こった出来事にも落ち着いて対応することができます。
目の前の言われたことだけ処理するようでは、言われたこと以外の不測の事態が起きた時に、
慌てて失敗を起してしまうことになりかねません。
2.集中力が散漫している
抜けている人は、集中力が続かない人が多い傾向になります。
作業に取り組んでいる時についついぼんやりしてしまったり気を抜いてしまった時に、ミスは起こるものです。
注意力が散漫しているので、忘れ物が多かったり、うっかりした記入ミスをしてしまったりすることもあるでしょう。
ミスを無くすように、頼まれたことはすぐにメモに取る癖をつけたり、
集中力が落ちてきたと感じた時には気分転換を図ってみるといった工夫をしてみると良いでしょう。
3.のんびりしている
まぬけな人は、ダラッとした姿勢であったり、常に口がぽかんと空いていたりして、のんびりしていて常に緊張感がありません。
抜けている人は、マイペースで穏やかな性格の持ち主なのが長所ですが、
反面、緊迫感がなく周囲から見るとやる気が感じられません。
のんびりした温和な雰囲気は周囲に安心感をもたらすこともありますが、
大事な場面では積極的な姿勢を見せることも必要でしょう。
4.同じミスを繰り返す
まぬけな人は、一度した失敗を何度も繰り返す傾向にあります。
「なぜ何度言っても同じ失敗をするのか」と問い詰めても、「つい、うっかり」と言った返事になるでしょう。
普通は一度失敗をして周囲に迷惑を掛けたり、怒られたりすると、同じことを繰り返さないように細心の注意を払います。
まぬけな人の場合は、失敗した時にはある程度反省をするのでしょうが、
その場を切り抜けてしばらくするとまた集中力を失い、失敗したことを忘れてしまいます。
失敗をした時に反省したこともしばらくすると忘れてしまうのが、まぬけな人です。
5.騙されやすい
まぬけな人は、人を簡単に信じやすいので騙されやすい人が多いです。
世の中にはいい人だけではありませんが、すぐに人の言うことを鵜呑みにしてしまいがちです。
人の話しを信じることは悪いことではありませんが、騙されないようにするには、
人の意見をすぐに信じるのではなくしっかりと自分の目で物事を確かめる姿勢が大切です。
まぬけな人はボーッとしていて隙があるので、この人は騙しやすい人だとはたから見ても分かりやすいです。
人の発言が必ずしも正しいわけではないことをしっかりと認識して対応するよう心がけましょう。
いかがでしたか。
まぬけな人は、物事の全体像を把握するのが苦手で目先の作業にとらわれがちです。
集中力に欠けるので、うっかりミスや忘れ物が目立ちます。
穏やかでのんびりした性格で、緊張感に欠け常にマイペースなのもまぬけな人の特徴です。
同じ失敗を何度も繰り返すのは、注意力の乏しさと、失敗した反省が長続きしないのが原因です。
簡単に人を信じやすいので騙されやすいので、人の発言を鵜呑みにしないように気をつけましょう。