損得勘定する人の特徴。人間関係を選別し裏表が激しい!

最終更新日:2017年11月5日

世の中の人は誰でも行動をするときにある程度は損得勘定するものです。

しかし中には極端にシビアな損得勘定する人もいます。

そのような人には義理人情といったものはあまり通用しなくて、損するか得するかしか興味がありません。

ここではそんな損得勘定する人の特徴を紹介します。

1.人間関係を選別する

損得勘定する人は人間関係も、その人と付き合うことが自分にとってプラスになるか無意味かという観点で評価するので、その人自身の都合で人間関係をシビアに選別します。

例えば普通の人なら学生時代から長い付き合いで自分の細かい性格や黒歴史まで知っているような友達を大人になってからもずっと大切にします。

しかし損得勘定する人は自分のマイナスポイントを知っている友人が周囲にいると、今後の自分のキャラ作りに支障が出ると考え長年の友人にも関わらずシビアに絶縁します。

反対に自分にとって特になると判断をした人に対しては、たとえ周囲から白い目で見られても露骨に取りに行って気に入られようとします。

2.裏表が激しい

損得勘定する人は裏表が激しいです。

自分の先輩や上司、恋愛対象になる異性の前では一生懸命頑張って魅力的な自分を演出します。

しかし、そのような自分を認めてもらいたい対象がいない友達同士や同僚同士の場では、ものすごく消極的でめんどくさいことには手を出さないだらしない態度を取ります。

つまり自分が他の人から認められて得すると思われるシチュエーションでは積極的に行動しますが、特にその必要がないと考えた場所で積極的に行動をするのはエネルギーの無駄だと考え損するのでわざわざしないという損得勘定をしています。

3.なんでも時給換算する

損得勘定する人は何かと言うと時給換算して割に合うか合わないかを判断する傾向があります。

遠くの場所の店で特売セールがあってもそこに行く交通費がかかる時間を計算し、時給換算500円にしかならないから言っても意味がないというドライな計算をもとに行くか行かないかを決定することがあります。

単純に金額だけの問題で一人で行動する時ならいいのですが、人間関係にもそれを当てはめてくるのでこの人と会うために1日5000円もかけるくらいならアルバイトをして日給8000円を稼いだ方が13000円も得するからこの人と会うのはやめようという判断になることすらあります。

4.元を取ろうとする

損得勘定する人は自分がコストをかけて行動した場合は必ずそのぶんの元を取ろうと行動をします。

わかりやすい例では、ランチバイキングや食べ放題で自分の中で損益分岐点を設定し、お腹がいっぱいだけど元を取るために肉をあと3皿注文する等の行動をとります。

金額に換算できないものでも、せっかく渋谷まで来たのだからいろいろな用事をまとめてこなしてしまおうと考えて他の人たちをハードスケジュールに付き合わせることもあります。

5.借りを作りたくない

損得勘定する人は他の人から食事代をおごってもらったり、高額なプレゼントを貰って借りを作りたくないと考えています。

逆に自分からそのような行動をして相手に貸しを作ってその後の人間関係で優位に立とうとします。

奢ってもらったりプレゼントをもらうと金額的には嬉しいですが、その後その人に頭が上がらなくなったりして不利になるという損得感情が働きます。

それなのでなるべく借りを作らないように行動するし、どうしても借りを作ってしまった場合はその後すぐにお礼をしたり同じ金額かそれ以上の金額のプレゼントをして帳消しにして借りを作らないようにします。

いかがでしたか。

損得勘定する人は金額やその後の人間関係に発展性があるかどうかと言ったことをシビアに判断して自分にとって損になるか得になるかだけを元に行動しています。

確かに世の中は損得勘定で動いているのも事実ですが、義理や人情、お付き合いなどを上手にしていかないと、自分もまた損得勘定で他の人から助けてもらえなくて損をすることもあるので気をつけましょう。