アルハラをする人の特徴。酔っ払って善悪の判断がつかない!?

最終更新日:2017年10月23日

飲みの場での嫌がらせ、飲めない人に無理やり飲ませるなどのアルコールハラスメント略してアルハラが社会的に問題になっています。

自分がアルハラの加害者にも被害者にもならないためにアルハラとはどんなものかを知っておくことは大切です。

ここではアルハラをする人の特徴をご紹介します。

1.お酒を飲む=本音で話すという価値観

特に年配の世代でアルハラをする人は、お酒を飲んで話すこと=本音で腹を割って話すことという価値観に囚われています。

つまりお酒を飲まない人は自分に対して壁を作っていて本音で話し合おうとしないノリの悪い人という風に思い込んでいます。

実際はアルコール自体が飲めない人もいるし、その場でお酒を飲む飲まないは個人の自由です。

ノリの良さもアルコールの量とは全く関係がありません。

しかしアルハラをする人はそれが理解できないのでハラスメントになってしまいます。

2.支配欲を満たしたい

アルハラをする人は自分が相手にお酌をしてそのお酒を飲ませたり、嫌がる人に無理やり一気飲みをさせたりすることで自分の言うことをきかせたという支配欲を満たしています。

その結果「俺の酒が飲めないのか」「注がれた酒は全部飲め」と言った発言や価値観につながり、そんなこと言われて嬉しい人はいませんので典型的なアルコールハラスメントになります。

3.お酒を飲む=一人前という価値観

アルハラをする人はお酒をたくさん飲むことで一人前の大人になると言う価値観にとらわれています。

毎日のようにクライアントを接待して朝まで飲んだとか、一晩で一升瓶を開けたといったお酒に関する武勇伝を自慢にしています。

自分も最初はお酒を飲むのが嫌だったとかお酒が飲めなかったけれどそれを克服してお酒をたくさん飲めるようになって一人前になったということに誇りを持っているので、他の人にもそれを押し付けようとします。

本人がそれらを武勇伝にするのは自由ですが他の人に押し付けるのはただのアルコールハラスメントです。

4.単純にお酒が好き

アルハラをする人の中には上下関係や価値観に関係なく単純にお酒が大好きな人もいます。

「こんな美味しいものをどうして飲まないんだろう」「遠慮しているだけだろう」と考え、お酒が好きじゃなかったり飲めない人が世の中にいるということに全く考えが及んでいません。

自分が好きなものを相手も好きとは限らないと言うことに気が付かない限りアルコールハラスメントは終わりません

5.自分だけ酔いたくない

アルハラをする人は自分だけ酔ってろれつが回らなくなったり顔が真っ赤になっている状態を心の中では恥ずかしいと感じています。

相手の人が素面なのに自分だけみっともなく酔っ払っている状態は居心地が良くないので、相手も同じように酔わせて二人とも同じように酔っ払っている状態になりたいという心理があります。

6.ストレスがたまっている

強引に無理やり相手にお酒を勧める行為もアルハラですが、酔った勢いで暴言を吐いたり暴力的になったり世の中に迷惑をかける行為はそれも立派なアルハラです。

そう言ったアルハラ行為を働く人は、お酒を飲んで突然豹変するわけではなくもともと持っていた攻撃性やストレスが溜まっているのを鬱憤を晴らす目的で暴力的になっている可能性が高いです。

ストレス解消は他の方法で行うべきなのでそのような人がストレスをためている時に一緒に飲むのは避けましょう。

7.酔っ払って善悪の判断がつかない

アルハラをする人は上記のようなその人なりに理由は目的があって行っている場合もありますが、単純にその人自身が酔っ払って酩酊して判断能力がなくなっているだけの場合もあります。

酒癖が悪いというだけで済まされないレベルの迷惑行為は立派なアルコールハラスメントです。

本人がお酒を控えるべきですが周囲もそのような人にはお酒を飲ませないようにすることと、そのひとが素面の時にも厳しく注意しましょう。

いかがでしたか。

アルハラをする人はその人なりの行動理念や目的に基づいて行動しているつもりかもしれませんが、周囲から見ればそれはただの迷惑行為です。

素面の時に戒めるか、度が過ぎる場合は対抗しようとせず然るべき機関に相談しましょう。