想像力豊かな人の特徴5個。自由な発想で生きよう。

最終更新日:2022年4月1日

あなたが誰かとお付き合いしていく中で「この人は想像力が豊かだなあ」と感心する人に出会ったことはありませんか。

想像力の豊かさというのは本人のものの考え方や、捉え方にも左右されますが、育ってきた環境にも多く影響を受けます。

その特徴について挙げてみましょう。

1.本をよく読んでいる

想像力の豊かななひとというのは、幼い頃から非常にたくさんの本を読んでいます。

特に、今現在と違う環境を題材にした本というのは、誰が読んでも楽しいものではあります。

ですが、想像力が豊かな人は「もしも自分が本の世界を体験するなら」「もしもこの主人公、もしくは登場人物が自分だったら」と、本の内容を自分の頭の中で疑似体験します。

そうすることで、さまざまな状況や、その時に持つであろう人間の感情を情報として自然にインプットしています。

2.常識にとらわれない

想像力の豊かな人は、時として「突拍子もない人だ」などという印象を持たれることがあります。

それは、こういう場合はこうするだろう、という常識とは異なる言動をするからです。

想像力の豊かな人は、さまざまな実際の経験以外にも、本などでインプットした情報や、その時に感じる感情といった引き出しから、自由に行動と結果を考えます。

時には、現実では起こり得ないようなものでも「こうなったら楽しいな。

こうなったら素敵じゃないか」という結果をもとに行動を考えていきます。

そのため、往々にして常識から外れていることがあります。

そして、常識から外れているかどうかはあまり重要ではなく、結果オーライなら良いと考えます。

3.勇気がある

人は大抵失敗したくないものです。

上手くやりたい、人によく思われたい、成功したい。

そのためには失敗したくない、と考えて、できるだけ失敗の原因を最初から取りのぞこうとしたり、失敗につながりそうな方法は取らないものです。

つまり、それは以前に誰かが成功した方法でもあるということです。

しかし、想像力の豊かな人というのは、失敗ということをあまり怖がりません。

もちろん闇雲になんでもするというわけではないですが、自分が対応できそうな小さい失敗なら仕方ないことととらえます。

できるだけ失敗したくない人は、失敗を0にすることが最良と考えがちですが、そうではないのです。

失敗はしないに越したことはないが、対応できることなら何度失敗しても構わない。

こういった考え方でいろいろなことを考えだします。

だから、周りから見ると勇気のある人と思われやすいのです。

4.物思いに耽ることが多い

想像力の豊かな人は、物思いに耽ることが多いです。

周りから見れば、ただぼんやりしています。

輪に加わらず一人が好きな人。

時には協調性がない人、と思われることすらあります。

しかし、本人にとっては、それはとても大切な時間です。

自分の頭の中では、インプットした情報を用いて、自由に発想の世界を広げています。

その場では全く起こり得ないことを頭の中でイメージしては、楽しんでいることもあります。

時々「ふふふ」と独り笑いをしてしまって、周りの人に驚かれたり、きみ悪がられたりすることもあります。

しかしそれは、本人の中では決して変なことではありません。

頭の中で自由に発想し、それを楽しむことはごく自然で、また大切な時間でもあります。

5.観察力がある

想像力が豊かな人は人や物事をとてもよくみているという特徴があります。

その人の外観や服装、表情、物腰、持ち物、行動。

また建物や物質の外観、感触、匂い、音など。

大抵の人が「え?そうだったかな?」と思うところまで、敏感に感じ取っていることが多くあります。

そして、それに対して、その人物の気持ちを推測ったり、物質に関わったものに対して気持ちや状況を押しはかることが大変上手です。

それは高い観察力があるからこそなせることです。

いかがでしたか。

想像力の豊かな人というのは、とても羨ましがられるような大成功を収める人もいれば、多くの人から少し変わり者扱いをされて、生きづらくなることもあります。

それは、大変博識であり、常識にとらわれない。

時には勇気のある行動ができ、人に流されない。

そして冷静に物事を観察し捉える力が高いからと言えます。

このような特徴は、持って生まれた資質もありますが、意識して会得することも可能です。

本や映画やセミナーなど、さまざまな人の考えを学べる機会を持ち、しっかりと自分だったらという考えをまとめる。

そこには常識は一旦持ち込まず、自由な発想で物事を考えてみる。

小さな失敗をむやみに恐れるのではなく、対応できる失敗だと判断できるならどんどんチャレンジしてみる。

周りに合わせている時間だけでなく、自分ひとりの時間も楽しんでみる。

その時間は何かを思索するための時間ではなく、頭を空っぽにした瞑想の時間でも構わないのですそして色々な物事を遠慮なく感じ取る。

五感を大切にし、研ぎ澄ましてみる。

これらを意識すると、それまでは想像もできなかったような新たな考えが浮かんでくることがあります。

あなたも、想像力の豊かな人だと、羨ましく思われる人に一歩近づけることでしょう。