とにかく人に色々と聞いては困らせる人がいます。
答えにくいことや、あまり触れて欲しくないようなことまでも、お構いなしに聞いてくるタイプです。
このような人にはどのような特徴があるのかを知っておけば、対策を立てることも可能となります。
1.単に知識欲が強い
深い意味はなく詮索したがる人がいます。
このような人は、ちょっとしたことに対しても疑問が生じるために、分からないことを聞かずにはいられないというわけです。
人の噂話に限らずあらゆることに対して詮索する癖があるので、決して悪気はありませんし得た情報を元に何か悪さをするわけでもありません。
欲しい情報を聞き出すことができれば満足するので、特に害はないタイプと言えます。
2.常に有利に立ちたいと思う
他人と自分とを常に比較するタイプの人は、詮索好きであるケースが多いものです。
対人関係において常に上下の位置関係を確認したがるのが特徴と言えます。
そのためには、対象となる人に関するあらゆる情報を欲しがります。
本人から直接聞けないようなことは、周りの人にさり気なく聞いて回り、それらを統合して自分との立ち位置を確認しようとします。
常に人の目を気にするので、詮索好きで人のことはあれこれと聞く反面、自分のことは話そうとはしないのもこのタイプの特徴です。
その上で人の弱点を見つけ出すとなれば、心理的な優越感を感じることで満足します。
3.噂話が好き
とにかく噂話が好きな人も、詮索好きであることがほとんどです。
そしてこのタイプの人が困るのは、たとえ根拠の無い噂話であっても、仕入れた情報は人に話さずにはいられないということです。
時に話に尾ひれがついて広まることにもなります。
本人としては決して悪気は無いのですが、結果的には対象者に迷惑をかけることになります。
4.人の弱みを知りたがる
自意識が強いタイプに見られる特徴です。
自分のことを非難されることは嫌がる反面、人の弱みを掴むと何かあれば攻撃的になります。
勝負事にこだわる人も多く、勝つか負けるかに執着するタイプと言えます。
そのために情報の少ない人に対しては、どのような対応をすれば良いのか分からないので、当たり障りのないコミュニケーションを取ります。
その裏で色んな情報を仕入れようと必死になり、そこから自分が有利となるような情報を見出そうとします。
その結果、何かしら自分の優位性につながるような情報を聞き出すことができれば、態度は一変します。
横柄な態度を取ったり、ミスなどがあればここぞとばかりに指摘します。
その一方で自分に非があるような場合にも、特に悪びれることなくスルーするというわけです。
5.おせっかいな人
人の世話を焼くことが好きな人も、詮索好きである傾向は強いものです。
何か困ったことがあれば手を貸そうとしますし、力になろうとします。
文字通り余計なおせっかいをするという点では人から煙たがられるものですが、根本的に人が好きなので悪気はないのが特徴です。
逆に困ったことがあるのに相談もしてくれないと非難するようなケースも見られますが、人に心を開くという点では憎めない存在でもあります。
損得にはこだわらないので、ある意味フランクな付き合いができるタイプでもあります。
気が合うような場合には、何かあった時には力強い存在になるというのも、このタイプの特徴と言えます。
詮索好きな人は基本的に、人というものに大いに興味を持っているのが共通する特徴です。
あまりにしつこく聞いて回るようなことがあれば困りますが、大抵の場合には無害な存在と言えます。
ただし中には競争心が強く、人との優劣を気にするタイプもいるので注意は必要です。