屈辱的なことをされてしまう人の特徴とは

最終更新日:2017年7月28日

屈辱を受けやすいタイプの人は、どこへ行っても周りの人から尊重されず、

常にイライラしながら日々を過ごしています。

しかし、そのような扱いを受ける彼ら自身にも、実は原因があります。

そこで、屈辱を受ける人に共通する具体的な特徴についてご紹介します。

1.どこへ行っても堂々と振る舞うことができない

屈辱を受ける人は、自分に自信がないということが大きな特徴です。

そのため、常に周囲の顔色ばかりをうかがうような態度をとることが癖になっており、堂々と振る舞うことができません。

その結果、周囲の人も彼らのことを「この人は、リスペクトするに値しない人物だ」と思い込んでしまうようになり、

皆が彼らをぞんざいに扱うようになります。

自信を持ち過ぎて傲慢な態度を取ることは良くありませんが、かと言って、あまりにも自信がなさすぎるのも問題です。

自分に自信がない人は存在感が薄く、行動や言動にも強さがないため、人の心を動かすだけの説得力が全くないからです。

そのような人に対して尊重の念を抱く人は、残念ながらほとんどいません。

2.必要以上に自分をアピールし過ぎる

「自分が、自分が」という自己主張があまりにも強く、

行く先々で必要以上に自分をアピールし過ぎる人は、屈辱を受けやすい傾向があります。

世の中においては、目立つ存在は周囲から攻撃されやすい傾向があります。

そのため、自己主張が強過ぎたり、自分の存在をアピールし過ぎたりする人は、

「うっとおしい存在」だと思われ、周囲から煙たがられます。

そして、最後は、彼らをおとなしくさせようと、周囲の人が攻撃を始めるのです。

その結果、彼らは、周囲からの圧力に大きなストレスを感じ、常に屈辱を受けていると感じるようになります。

社会人になれば、自己主張が必要な場合も少なくありませんが、

必要以上に自分の存在を表に出し過ぎると、攻撃にターゲットにされ、屈辱を味わうようになります。

3.知識や能力があまりにも乏し過ぎる

どんなに人間的に魅力的な人であっても、大人である以上は、

社会人として最低限持っておくべき知識や能力を身に付けることが必要です。

それを全く身に付けておらず、初歩的なミスばかりを繰り返したり、

何かと人に迷惑ばかりかけているような人は、周囲の人から見下されます。

そして最後は、周囲の人から圧力をかけられたり、攻撃をされたりして、屈辱を受けるようになります。

持っている知識や能力だけで人間の価値が決まるわけではありませんが、

ある程度の年齢に達したら、社会人として身に付けておくべきものをきちんと身に付ける努力をしなくてはなりません。

それを全くやろうとせず、周囲に依存するような態度を続けたり、

泣き言をこぼしたりする人は、一人前の大人として認めてもらえません。

その結果、攻撃や陰口の対象となって、屈辱を受けるようになります。

4.日頃から不満が多い

屈辱を受けるタイプの人は、日頃から何かと不満ばかりこぼしているという傾向が高いようです。

彼らは、物事の悪い面ばかりに目を向けることが癖になっており、

無意識的に、自分自身や自分の人生の粗探しをしてしまいます。

その結果、良いことや恵まれていることは一切目に入らず、常に嫌なことばかりが目に入る毎日を送るようになります。

そして、自分自身や自分を取り巻く環境に対する不満ばかり見つけては、

「自分は恵まれていない」「自分は見下されている」というネガティブな気持ちになり、

屈辱的な感情から抜け出せなくなってしまいます。

物事の悪い面ばかり見るという癖がある人は、たとえ実際に誰からも見下されたりしていなくても、

自分の思い込みが原因で、屈辱まみれの日々を送るようになります。

屈辱を受ける人は、自分自身の行動や言動・思い込みが原因で自分を追い込んでしまう傾向があります。

そのため、「どこへ行っても見下されたように感じ、屈辱的な気分を味わうことが多い」という人は、

まずは自分自身を振り返り、自分の態度や考え方を改めていく必要があるでしょう。

同じ環境や状況にいても、「幸せだ」と感じる人もいれば、「屈辱だ」と感じる人もいます。

この両者の違いとなっている要素は、その人自身の考え方や態度です。

それらが変われば、屈辱的な状況も徐々に変化していくでしょう。