後先考えない人の特徴4個

最終更新日:2017年3月16日

何かをする時、あるいは何かを決断する時には、

ある程度先を見越して計画を立てたり行動に出たりするものですよね。

ただ中には当たって砕けろとばかりに、後先を考えず行動してしまう人もいます。

そんな後先考えない人とはどんな特徴を持っているのでしょうか。

1.目先の結果やメリットしか見ていない

後先考えられない人は、自分が今する行動によって、

何を得られどんな結果が出るかしか考えていないことが多いです。

その結果の後、どんな試練が待っているのか、どんな問題が出てくるのかまでは把握しておらず、

目先の結果やメリットだけを求めてしまいます。

目先だけとなれば、当然すぐに結果が出る方法や楽な道を選択するでしょう。

しかし後々になって、「○○しておけばよかった」「少し面倒でも○○からやれば良かった」と後々後悔が出てきてしまいます。

何かを始める時、行動する時は、自分がすべき行動を順番にリスト化してみると良いかもしれません。

目先のことだけに集中するのではなく、その後どんな展開が待っているかまで想像できるようになると、

後先のことも考えられるようになるでしょう。

2.思ったことをすぐに口にしてしまう

後先考えない人の特徴に、思ったことをすぐに口にしてしまうというものがあります。

興奮したり感情的になることで、後先のことを考えずに暴言を吐いたり、

相手を批判したりと、冷静になって考えた時に「次に会うのが気まずい」「言い過ぎたかな」と反省してしまうケースが多いです。

頭で考えるよりも先に口から言葉が出てしまうという人は、

人を傷つけたり場の空気を悪くしたりと、自分の反省だけではどうしようもない出来事が待っています。

周りを巻き込む言動によって、人からの信用を失ってしまったり、周囲が離れていってしまうことも少なくありません。

思ったことがあっても感情的にならず、一度のみ込んで冷静になることが必要です。

3.積極的な行動が目立つ

後先考えない人は、「とりあえずやってみよう」「やってみないと分からない」という考え方の持ち主が多いです。

そこに危険が伴っていたり、リスクがあるということを知っていても、

とりあえず踏み込んでみるのが後先考えない人の特徴です。

その性格上、周りからは積極的に見える行動が多くなり、目立つ瞬間も多くなります。

自ら「私がやる」「やるだけやってみる」といった前向きな姿勢を見せることが多く、

リーダー的役割を担う人も少なくないでしょう。

ただ、後先考えなかったことで、「思っていたより重役」「負担が大きくて辛い」と後からことの重大さに気付くことも。

積極的な行動によって、消極的な人が助けられることもありますが、

結果的に自分を追いつめてしまうことも意外と多いでしょう。

4.後悔したくない思いが強い

後先考えない人の多くは、「今」を後悔したくない思いが強い傾向にあります。

後々後悔することがあっても、やらなかった後悔や、踏みとどまった後悔をするより、

行動に移した結果後悔となった結末の方が受け入れられるのです。

思ったことをすぐに口にしてしまうのも、後先のことを考えずとりあえずやってみることも、

すべては「今」の充実や達成を得たいから。

今という時を楽しみたい、満足させたいと感じている思いが強く、後のことよりも今を中心に考えてしまいます。

将来的にどうなるか、今後どう変わっていくか、分からない未来に不安を感じたり対策を打つよりも、

今を精いっぱい楽しむ気持ちが強いのでしょう。

後先考えない人の行動によって、周りの人が迷惑に感じることも少なくないでしょう。

ただ、その人自身にとって最優先に考えていることは、「今」です。

その結果失敗したり周りに迷惑をかけてしまうことも多々あるものの、

生きている実感を得たり、成果や結果をすぐに得られるといった充実感は人一倍感じているかもしれませんね。

後先を考えすぎて何もできないよりは、今を楽しむことに精いっぱいの後先考えない人の方が、

人生をより楽しめているかもしれません。