気迫あふれる熱い人もいれば、どこか冷たく感じる冷めた人もいます。
そんな冷めた人は一見接しにくく感じてしまうものですが、冷めている理由がある場合もあります。
冷めた人の特徴を知ることで、なぜ言動が冷めているのか理解できるかもしれません。
1.感情を表に出すことができない
喜んでいる、楽しんでいる、そう感じる要素はほとんどが表情や態度からです。
感情を表に出すことで、自分の気持ちを周りに表現することができますが、
こうした表現自体が苦手な人は、冷めて見えてしまいます。
冷めた人の多くは、この感情表現が苦手。
本当は嬉しい、楽しいと感じていつつも、どう表現したら良いか分からないだけかもしれないのです。
また感情を表に出すことによって、心が読まれてしまうことを恐れている人もいるでしょう。
素直になれなかったり、周りに自分の思いを知られてしまうことが嫌で、
感情を表に出さないでいるのかもしれません。
2.サバサバしている
自称サバサバ系と言う人以上に、冷めた人はサバサバしているものです。
冷たく見える態度であっても、それはただサバサバした性格からそういった印象を受けていることもあります。
話しかけても「うん」「はい」くらいしか答えない、誰かに興味を持って質問を投げかけることはしない。
冷めた人に見えるのは、サバサバした性格からであり、またサバサバした性格の人は、他人にさほど興味を示しません。
だからこそ誰にでも分け隔てなく接するのも、冷めた人の特徴です。
冷めた人は近付きにくい印象を与え、また怖さなどから仲良くなる機会を持つことが難しいですが、
誰にでも平等な態度が逆に好感が持てることもあるでしょう。
3.笑顔になることが少ない
周りが「あの人冷めた人だよね」と思うことの一つに、笑顔になることが異常に少なく感じるという要素があるでしょう。
冷めた人は、目の前のことに集中していたり、他人に興味を持たないことから、
周りと共感し合ったり話題を共有したりということが少ないもの。
そのため同じタイミングで笑顔になることは少なく、「楽しんでなさそう」
「違うこと考えてそう」といった印象を与えてしまうことがあります。
冷静であり、またその場を楽しもうとする意識がない冷めた人は、
自分のことだけに集中してしまえば周りが見えなくなることもあります。
特に女性ならではの群れ・グループといったものに関心がなく、
一人でいることが多くなり、時に孤立しているようにも見えるでしょう。
ただ冷めた人はそんなことお構いなし。
一人で自由な時間を満喫した方がはるかに楽しめるという見方をする人が多いのです。
4.必死になったり熱くなったりしない
冷めた人は、常に冷静で客観的に周りを見る傾向にあります。
例えばグループで目標を決めて、一人一人が力を合わせて何かに取り組むというケースは、冷めた人にとって苦手な分野。
「何一生懸命になってんだろう」「こんなことしたって何の役にも立たない」と思って見てしまうこともあり、
必死になったり熱くなったりできないことが多いのです。
中にはこれを機に「熱くなろう」と思ってみる人もいるかもしれませんが、
客観的に見てしまう自分を隠すことはできず、結果的に冷めた人のままになってしまいます。
協力すること、目標に向かって突っ走ること、夢を叶えることなど、
必死になることや熱くなることを求められる場面でも、なかなか気分が高まらず、クールな目線で周りや自分を見てしまいます。
冷めた人が周りに一人でもいると、「楽しくないのかな」「興味ないのかな」と、
周りの人が不安になってしまうことってありますよね。
ただ、性格上冷めた自分でしかいられない、あるいは感情表現が苦手というケースであれば、
決して楽しめていない訳でもなく、むしろ心の中では喜んでいるケースもあります。
冷めた人=関心がないと思い込まず、少しでも積極的な態度が見えたり、
笑顔になる機会があれば、周りの人が力を貸して、楽しめるよう気遣ってあげれば良いのかもしれませんね。