気だるい態度をとる人の理由や心理5個

最終更新日:2017年7月28日

現代社会は、疲れやストレスを抱え込んでいる人が多いせいか、気だるい雰囲気を持った人が増えています。

気だるい人は、いつもぼーっとした表情で、気持ちをスッキリさせられない状態のまま毎日を過ごしています。

では、気だるい人とはどのような人なのでしょうか。

その具体的な特徴についてご紹介します。

1.慢性的な寝不足が続いている

気だるい人の多くは、慢性的な寝不足が続いているという特徴を持っています。

そのため、いつも頭がぼーっとした状態で過ごすようになり、

集中力もなくなり、気だるい状態を1日中引きずります。

寝不足が続くと、体の疲労も解消されないままの状態になるので、このことも気だるさの要因の1つです。

特に現代社会においては、残業が続いたり、

夜遅くまでダラダラ起きていたりすることが多いため、どうしても寝不足になりがちです。

この寝不足を意識的に解消しない限り、いつまで経っても気だるさは続いてしまいます。

2.目の前のことを嫌々行っている

気だるい人は、自分が今やるべき目の前の作業に対するモチベーションが極度に低く、

「作業を嫌々行っている」ということが大きな特徴です。

そのため、何をやるにしても、「つまらない」「面倒くさい」という気持ちばかりが先に立ち、

ダラダラと惰性で作業を続けます。

彼らは、自発的に何かをやろうとする気持ちや、

目標を決めてそれに向かって努力する意志が極度に低い傾向があります。

そのため、「今自分がやるべきこと」を目の前にすると、

「無理矢理やらされている」という気持ちしか生まれず、途端に不機嫌になってしまいます。

その結果、何に対しても意欲が湧かず、「愚痴をこぼしながら嫌々動く」ということの繰り返しになります。

多くの人から見ると、彼らのそのような様子は、とても気だるい雰囲気に見えるようです。

3.体力がない

気だるい人の多くは、体力がないということが特徴です。

頑張りたいという意志があったとしても、体力がないため、途中で息切れを起こしてしまいます。

体力不足という理由で、自分自身を思い通りに動かすことができず、

それに対して嫌気がさし、やる気を失ってしまう結果になります。

そして、彼らのそのような諦めの境地の様子が、気だるい雰囲気となって醸し出されてしまいます。

やる気はあっても、体がそれについていかないと、気だるい雰囲気の人になってしまいかねません。

そのくらい、体力というものは、全ての活動の基本です。

4.精神的に打たれ弱く、忍耐や根性がない

気だるい人は、どちらかと言うと精神的に打たれ弱い傾向が高いようです。

何か嫌なことやつらいことがあると、すぐにネガティブになってしまい、必要以上に落ち込んでしまいます。

その結果、何に対してもやる気が出なくなって、気だるい雰囲気の人になってしまいます。

彼らは、「自分を厳しい環境に置いて鍛える」が乏しく、

忍耐力や根性が養われていないため、いざという時に「踏ん張る」ということができません。

そのため、少しでもつらく感じると、全てを投げ出してしまい、

気だるい気分を引きずるようになります。

5.愚痴が多い

気だるい人は、日頃から愚痴が多いという特徴があります。

彼らは、物事の悪い面にばかり目を向ける傾向があるため、それに対する愚痴や批判も多くなります。

その結果、口を開けば、不機嫌な顔をしてネガティブなことばかり言うので、

その悪習慣が雰囲気にしっかりと表れてしまいます。

愚痴などのネガティブな言葉ばかり言っている人は、顔つきも暗くなり、

体全体からも「斜に構えたようなオーラ」が漂うようになります。

そのような「素直さがない雰囲気」は、そのまま気だるいオーラとなってその人を包み込んでしまいます。

気だるい人は、考え方や物の見方がネガティブであるということが特徴です。

そのような内面が、気だるい雰囲気となって外に出てしまいます。

これは、日頃の疲れや体力不足、精神的な弱さなどが原因になっていると考えられます。

これらの要因を改善しない限り、気だるく不機嫌なオーラを払しょくすることはできません。

気だるい雰囲気は、日常生活における習慣が積み重なって出来上がってしまったものであると言えるでしょう。