いつもの自分ではなくまるで別人のように猫をかぶる人っていますよね。
周りの人からすると猫をかぶる人を見るとイライラしますよね。
今回はそんな猫をかぶる人の特徴についてご紹介します。
1.沢山の人に自分は良い人だと思われたい
素のままの自分を人に見せることってなかなか勇気がいることですよね。
相手にどんなふうに思われているのか、どんな人でも少しは気になるものですが、
不特定多数の人に「良い人だな」と思われたいと感じている人はついつい猫をかぶってしまいがちです。
自分の素を見せることで、相手にあまり良くない印象をもたれてしまう事は避けたいと思ってしまい良い子ぶってしまいます。
「借りてきた猫」という言葉がありますが、猫は知らない人の家に行くと普段とはまるで違って大人しくなってしまいますよね。
家猫というのは飼われている家族の前では自由奔放に行動し、
時には家中を走り回ったり引っ掻き回したりするものですが、
知らない人の前に連れて行かれると体を縮こめて警戒してしまいます。
それでも時間が経つにつれて普段のように自由奔放に行動しだすのですが、
まるでそんな猫のようになってしまう人というのも、時間が経つにつれて普段の素の自分が出てきてしまい、
それまでの大人しかった姿しか知らない人にとってはまるで別人のように、
豹変してしまったかのように見えてしまうでしょう。
2.恥ずかしがり屋で自信が無い
小さな子供はいつも一緒にいる母親や家族以外の人の前に出ると、
思い切り人見知りをして泣き出してしまったり母親の後ろに隠れて全く顔を見ようともしませんよね。
自分を見られるのが恥ずかしくて、つい体を隠して逃げ出したりしてしまうわけですが、
それと同じように人と会うのが恥ずかしく、人とのコミュニケーションを取るのが苦手だという人は、
つい猫をかぶってしまう傾向にあります。
出来るだけ知っている人、仲の良い人たちの中だけで楽しく過ごしたいといった気持ちがありますので、
初めて合う人や気が合わないと感じている人の前ではあえて意識するわけではなくて、
も猫をかぶった状態となってしまいます。
猫をかぶってやり過ごす事でムダな事をしなくても良いですし、
話しをする必要もありませんので本人的には楽です。
しかしながら立派な大人が「恥ずかしいから」という事を理由にして猫をかぶってしまうというのは少し大人気ないですよね。
周りの人からの評価としてはあまり高くない人であると言えるでしょう。
3.面倒くさい事に巻き込まれたくない
普段は出来るだけ自分ひとりで過ごしたいという人や、
面倒くさい事に巻き込まれたくないなと思っている人は自分の時間を守る為に猫をかぶってしまうことがあります。
例えばその日限りで、もう2度と会わないだろうという人の前では「今後関わる事もないだろうから、
大人しくしてやり過ごそう」と思ってしまいますし、その後も継続して会わなければいけない相手に対しては、
「興味を持たれて色々勘繰られるのも面倒くさい」と考えてしまい、
猫をかぶって近寄らないで欲しいというオーラを出すのです。
一方でそんなふうに猫をかぶっている相手に対して、猫をかぶっていることを分かっていながら、
「何だか話しかけられたくないみたいだからこちらからは話しかけないようにしておこう」と気を遣ってくれる人もいます。
そういった人からすると「猫をかぶっているあの人は、本当はどんな人なんだろうか」と、
気になって仕方がなくなってしまうのですが、それ以上踏み込める雰囲気ではないので、
結局は最後まで気を遣いっ放しで終わってしまうでしょう。
猫をかぶっている人からすればそんなふうに気を遣われているとは思いもよりませんので、
残念ながら自分の態度を改めるきっかけにはならないんですね。
コミュニケーションを避けている
猫をかぶる人というのは人と人との間に生まれるコミュニケーションを、
あえて避けて通っている人と言い換える事が出来ます。
どんな相手でも自分の素のままを見てもらってこそ本当の信頼関係が生まれるもの。
猫をかぶったりすること無く、ありのままの自分で向き合ってみて欲しいですね。