難色を示す人の特徴3個

最終更新日:2017年5月28日

何かにつけて難色を示す人っていますよね。

難色ばかり示す人がいると場の空気も悪くなりますよね。

そんな人の特徴についてご紹介します。

1.自分の不利益になる事はなるべく関わりたくない

人からの提案を受けた時や誘いを受けた時などに、

あまり考える事無くすぐに難色を示す人というのはそれが自分にとってどんな利益を生むのかを考えた上で、

「嫌だな」といった考えを表情に出していると言う事が出来ます。

自分にとって利益や得になることであれば喜んでOKを出しますが、

そうでない場合にはそれが自分にとって負担にしかならない事だと判断し、すぐに却下してしまいます。

ひょっとしたら周りの人や、提案者にとってとても良い提案だったとしても、

自分とは関係ない物事だという理由だけでその提案自体を無かった事にしたいのだと考えて良いでしょう。

改善の余地はあるけれどとても良い提案だ、という場合は特に改善策を考える時間を必要としますから、

その時間がもったいないと判断をしてなおさら関わりたくないと思ってしまうでしょう。

性格的には面倒くさがりなタイプともいう事が出来ますね。

じっくりと時間を掛けて取り組むことが苦手で、出来るだけ自分の世界にだけ閉じこもって、

好きな事をやりたいお篭りタイプだと言えるでしょう。

2.心配性でチャレンジ精神が無い

「これはどうかな、あれはどうかな」といった呼びかけに対して、

必要以上に心配になってしまったり不安になってしまう人は、

なにか新しい事にチャレンジするまでにとても時間がかかってしまう人です。

普通の人ならば気にしないような事まで想定してしまい、

「もしも○○だったら大変だからやめておこう」「もし○○になったらどうする事もできない」といったように、

最悪の事で頭がいっぱいになってしまいます。

言ってみれば恐怖で心が満たされてしまって「大丈夫かもしれない」という事にまで頭が回らないのです。

すでに知っていることや体験している事においてはすんなりと承諾する事も多いですが、

こと新しい事に限っては得体の知れない恐怖心が勝ってしまいついつい難色を示す結果になるでしょう。

3.完ぺき主義で甘えを許さない

部下から企画書や提案書を見せられた上司はその内容をしっかりとチェックしますよね。

そして何かミスをしていたり不確定なことがあった場合には、

何度でもやり直しをさせて完璧な状態に仕上げるように求めます。

仕上げ以前の段階の企画書や提案書というのは、突っ込みどころが多く、

改善の余地が大いにあるものといえます。

物事に対しても、改善の余地のある事柄というのは沢山ありますが、

それをそのまま改善無しに行う事は、すぐに難色を示す人にとってはありえないことです。

難色を示すにはそれなりの理由があって、

より良いものにしたいという前向きな気持ちから表情に表れているだけです。

そのような人は自分に対しても他人に対しても甘えを許さない人が多く、

出来る限り完璧な状態で物事を成し得ようとします。

言ってみれば努力家で真面目な人だと言えますが、少々ワンマンなところもありますので、

程ほどに力を抜いてちょうど良いくらいの塩梅となるでしょう。

難色を示す事は言葉よりも分かり易い

はっきりと「嫌だ」と口には出さなくても、

表情がそれを物語っていればその気持ちは十分に相手に伝わりますよね。

例えばあなたがお付き合いしている恋人をご両親に会わせたとします。

「あの人と結婚したいと思っている」と伝えた瞬間にご両親が難色を示したら、

それははっきりと言葉に出して言うよりもわかりやすい否定であると言えるでしょう。

「結婚相手には向いていない」「素直に賛成は出来ない」と言う気持ちが、

瞬時に表れてしまったのですから、取り繕う事も出来ませんよね。

言葉では「良い人だと思うよ」という事が出来ても、表情に表れてしまっては隠しようが無いですからね。