まるで見えない何かと戦っているような難しい顔をしている人は少なからず存在します。
難しい顔をしている人にはこちらから話しかけづらいものですが、そのようなタイプの方にもいろいろな特徴があります。
そんな難しい顔をする人の特徴についてご紹介していきます。
1.考え事をしている
対局中の将棋棋士や問題を解く受験生などはみな真剣な顔をしています。
人は深く考え事をしているときに笑顔になったり呆けたような表情で考えることはできず、真剣な顔をしてしまいます。
人によってはその顔が苦しんでいるようにも見え、考え事をしているときの顔を見て難しい顔だと思われてしまうこともあります。
考え事をしている最中は意識が内側に集中し自分の世界に入ってしまうことがあるため、
周りから見ると話しかけづらい空気を作ってしまっている可能性もあります。
2.睡眠不足
睡眠不足で疲れが回復していなかったり、頭が働いていないときも難しい顔になってしまうことがあります。
このような場合は考え事をしているわけではないのですが、疲れが十分に回復していないので、
体は起きていても脳が起きておらず頭がぼーっとしてしまいます。
なるべくエネルギーを消費しないように省エネという意味で表情をあまり動かさず、
結果的に難しい顔になっていることがあります。
睡眠不足は表情だけでなく体にとっても悪影響となるので、
忙しい方でも睡眠時間だけは確保し健康的な生活を送れるように心がけたいものです。
3.コミュニケーションが苦手
人見知りや会話に対して苦手意識があるためにあえて難しい顔をして「話しかけるなオーラ」を発し、
コミュニケーションを避けようとしている場合もあります。
とくに美容院やマッサージ店など店員と客との間に微妙な距離感があり、
会話をしてもしなくても良いような場面では、難しい顔をして「話しかけるな」という空気を作る人もいます。
店員もプロですのでいろいろなお客さんを相手にしているため、このような場面では会話を回避しても問題はありませんが、
仕事など普段からコミュニケーションが必要なときには用いないように注意が必要です。
4.二日酔いをしている
前日にたくさんアルコールを飲み、二日酔いになってしまうことで難しい顔になってしまう人もいます。
二日酔いの状態では頭が重く、気分も悪くなることがあります。
頭がうまく回らず思考回路を働かせようとすればするほど苦痛を感じることになるため、
このような状態で楽しげな表情になる方が無理な話しで、二日酔いが抜けるまでの間は難しい顔が続くことになります。
仕事上の付き合いなどでやむを得ないこともありますが、アルコールは次の日に影響しない程度にとどめておくことが大切です。
5.機嫌が悪い
難しい顔をする人はシンプルに機嫌が悪い場合もあります。
何かに対して怒っていたり、不満を持っていれば難しい顔になることは当然です。
ただし難しい顔をしている人の中にはその気持ちを外に発散できずに溜めてしまう人もいるため、
ストレスになってしまう場合もあります。
また悩みを抱えている人も難しい顔をしていることがあるので、内側にストレスを溜めてしまいがちな人は、
発散方法を考えたり、他人に打ち明けてみることで楽になることもあります。
家族や友人などで難しい顔をしている人を見かけた場合には話を聞いてあげるという姿勢を見せてあげましょう。
いかがでしたか。
難しい顔をする人は何かに集中している場合もあれば体調面や内面に悩みを抱えている場合など人によってさまざまです。
ただし「笑って暮らすも一生、泣いて暮らすも一生」ということわざがあるように、
結論が出ないことを考えすぎてしまうのは良いこととも言えません。
なるべくなら難しい顔は控えめに、笑顔多めで生きていきたいものです。