ませガキで生意気と言われる子どもの特徴とは

最終更新日:2017年7月27日

子供なのに大人びた行動を取ったり意見したりする、

ませガキの特徴についてご紹介します。

1.子供同士ではなくいつも大人と過ごしている

子供というと、いつも賑やかで楽しそうにしているイメージがありますが、

1人で遊んでいる子供というのは近くに知っている人がいない場合大人しく遊んでいる事が多いですよね。

何人かの子供が集まると、それこそ大人がどんなに注意しても大声で騒いだりはしゃいだりして収拾つかない感じですが、

子供1人に対して大人1人であれば、それほど困った事態にはなりません。

兄弟もおらず、近所に自分と同じ位の年代の子供が住んでいない場合、子供は家の中で常に大人と一緒に過ごす事になりますね。

例えば核家族で子供が1人という場合には、両親が大人同士の会話をしている中で、

子供1人がその会話を静かに聞いているという状況もよくある事でしょう。

子供はその時に1人で静かに遊んでいるかも知れませんが、実は意外と大人の会話をしっかりと聞いているものです。

会話の内容だけでなく考え方もしっかりと理解していますから、大人の考え方というものが自然と身についてしまって、

子供のわりに妙にませた事を言ってみたり、大人と同じような行動を取ってしまうというわけです。

2.自分の事を子供だと思っていない

大人と一緒に過ごす時間が長くなればなるほど、自分と同じ子供の考え方や意見に接する事が少なくなってきます。

当然物事に対するリアクションも、子供のように大げさなものではありませんし冷静に感じ取るのが大人というものですね。

そういった大人の態度に触れるうちに、子供である自分自身もそのように振舞ったりする事が当たり前のようになってきます。

最初は子供らしい反応を示していたとしても、一緒にいる大人が「うるさい」だとか「もっと静かにしなさい」などといって、

その反応を否定するような発言をすると、子供としては素直な反応をする事が怖くなってしまい、萎縮してしまう事もあります。

しかしながら、自分も大人のように過ごす事に慣れてしまうと、それが当たり前のようになってきて苦痛ではなくなります。

そういった態度は大人からも「聞き分けの良い子」「話の分かる子」と受け止められることが多く、

その態度が原因で起こられるといった事もありませんので、いつしか知らない間に大人っぽい人格の子供が出来上がってしまいます。

そのように過ごした子供は同じ年代の子供の中に「一緒に遊んでおいで」と置いていかれても、

逆に居心地が悪く感じてしまい「なぜみんなこんな子供っぽい事で喜んでいるんだろう」とか、

「子供と遊んでいてもつまらないな」なんて、自分が子供だということを忘れたような反応を示してしまいます。

3.何にでも興味を持って真似したがる

外見的には子供であっても、興味を持つ事柄は大人と同じという子供もいます。

例えば女の子の場合は、母親がいつも使っているメイク用品にとても関心をもってしまい、

母親がいない隙を狙って自分で口紅を塗って遊んだり、チークをさして鏡の前でポーズを取ったりするでしょう。

男の子の場合、父親と同じような強い男になって母親をも守ってやるんだ、といったような意識が早々に芽生える事もありますね。

また、男女ともに恋愛に関して興味を持つのが早いのも特徴で幼稚園や小学生にして「彼氏・彼女」がいるという事もあるでしょう。

恋愛ドラマなどのセリフをそのまま日常で使ってみたり、

いきなりドキッとするような大人っぽいセリフを大人に向かって言ったりして大人の反応を楽しんでいるようなところもありますね。

責任感が強く意外と頼れる

ませガキというと、子供なのに大人びた態度を取ったり、

変に背伸びをして周りの大人や同級生たちを困らせたりするような、

少々悪いイメージの方が先にたってしまいますが、実際は大人の真似をただしているようでいて、そうでない場合もあるんですよ。

責任感が強く大人のような考え方をする事が出来る子供もいて、

ませガキと感じる部分もある一方、幼いけれど頼りになる、と両親や周りの大人から一目置かれる子供もいるというわけです。

あまりにも子供っぽいところがなさ過ぎるのは鼻につきますが、時々ならば大人っぽい態度や言動も心強くて良いかも知れませんね。