やるやる詐欺な人の心理や性格とは。やると言ってやらない人の理由を知ろう

最終更新日:2018年4月15日

周りからやりなさいと言われたことや、やらなくてはならないと分かっていることにもかかわらず、

なかなか行動に移せなかったり、明日でいいやと先延ばしにしてしまう人もいます。

そんなやるやる詐欺の人の特徴についてご紹介していきます。

1.自分に甘い

やらなくてはならないことがあるのにできない人は自分に対して甘い人も多くいます。

辛いと感じることや我慢することが苦手で、楽な方、楽な方へと自分を導いてしまいます。

自然と楽な方を選びたがるのは人間の心理ですが、辛いことを避けばかりいると後で自分に返ってくることもあります。

面倒なことを後回しにしてしまうと毎日少しの苦労で済む問題が、

積もり積もって大きな問題となり、結果的に大きな労力を必要とする場合や、自分では解決できなくなってしまうこともります。

この考え方がくせになってしまうと他の場面でも大事なことを後回しにしたり、

社会的な信頼を失うことにつながってくる恐れもあるので注意しましょう。

2.やる気を出すまでに時間がかかる

面倒なことをやるためには最初のモチベーションが大切になります。

しかし問題をついつい後回しにしてしまう人は最初のやる気を出すまでに時間がかかる人もいます。

このようは人は事前の準備が整っていないことも多くあり、

直前までだらけていてすぐに始めようとするためにやる気を出すのが難しくなっているのです。

やる気は車のエンジンのようなもので、準備の段階で高めておくことが理想的です。

あらかじめ何をやらなくてはならないのか道筋を決めておき、

そのために必要な準備を整えておくことでスムーズにやる気を出すことができます。

3.自分の都合のいいように理屈をつける

やるやる詐欺な人は何かをやろうとしたときに常にやりたくないという感情がつきまとい、その声に従おうとしてしまいます。

心の中で天使と悪魔がせめぎ合っているような状況ですが、

ただ面倒くさいからとやめてしまってはあまりにも稚拙な行為のような気がしてしまいます。

そこでやるやる詐欺な人はもっともらしい理屈をつけて問題を後回しにしようとします。

それは相手を納得させるためというよりも、

自分がやらなかったことに対する罪悪感や自己嫌悪といったものから身を守るための術と言えるのかもしれません。

4.やる気が出ないことを周りのせいにする

やるやる詐欺な人は面倒なことを後回しにしたり、やらないことが続くと自分がダメなのではと考えることもあります。

そこで自己評価の低下を防ぐための手段として、自分以外の人や環境など周りのせいにすることもあります。

これをすることで自分にはやる気があったものの、

いろいろなタイミングや環境の悪さが重なり結果的に上手くいかなかったという言い訳ができるようになるからです。

ただしこの考え方も長くは続かず一時しのぎにしか過ぎません。

できないことが続けば続くほど、人は否が応にも自分に問題があると感じてしまうものだからです。

5.最悪やらなくてもいいと思っている

やるやる詐欺な人は面倒くさいことは後回しにしがちですが、

心のどこかではやらないまま終わってもいいやと考えている可能性もあります。

のっぴきならない状況に追い込まれてからようやく力を発揮する人もいるため、

やるやる詐欺な人の中にも危機管理ができる人はいますが、

そうでない場合には後回しにした結果、大きなしっぺ返しが待っていることもあります。

やらなくても何とかなるケースとならないケースがあることを見極めることが肝心です。

いかがでしたか。

「やる」と言いながらなかなか始められず、結局やらないまま終わってしまう「やるやる詐欺」は、

結果的に相手に嘘をついてしまうことになるため信頼を失ってしまうことにもなりかねません。

また自分への信頼までもが揺らいでしまう恐れもあるため、

やると決めたことは責任をもって遂行するために自分なりのルーティンやモチベーションアップの方法などを見つけることも大切です。