人は大別すると搾取する側の人間と搾取される側の人間、さらにはそのどちらにも属さない人間とが存在します。
ここでは搾取する側の人の特徴について紹介していきます。
1.人あたりがいい
搾取する側の人の特徴としては意外かもしれませんが人あたりがいいということが出来ます。
イメージとしては搾取する側の人間は悪い人といった悪人顔を思い浮かべるかもしれません。
ですが実際には悪人顔だと騙される人は少ないので人あたりがよく、一見いい人に見える人が多いと言えます。
搾取する側の人間というのは他人に警戒されないように第一印象を良くする努力をしています。
それ故に人当たりが良く感情的にはならない、常に冷静なリーダー気質の人が多いのです。
そして詐欺グループなどのトップに立つ人というのは得てしてある種のカリスマ性があり行動力にも優れています。
だからこの人を信じれば大丈夫と騙されてしまう人が多いのです。
2.頭の回転が早い
搾取する側の人というのは基本的に頭の回転が早い、賢い人ということが出来ます。
相手の心理を把握していて、自分の本音が見透かされそうな相手には近づかず、自分の言いなりになる相手を見分ける才覚があると言えます。
そもそも相手を搾取する為にはその人より1枚上手である必要がありますし、自分の思惑を悟られずに相手を騙す事は頭の回転が良くないと出来ません。
構図としては頭の回転が早い人が頭の回転が鈍い人を騙す、もしくは素直で人を信じやすい人を騙すといった感じです。
搾取する人というのは様々な知略を張り巡らせていて、状況に応じて様々な手口で相手を追いつめることが出来る人と言えます。
3.指示を出すのが上手い
搾取する側の人というのは得てして指示を出すことが上手い、人を使うことが上手い人と言うことが出来ます。
搾取する為には根底として巧みな心理戦に打ち勝つ必要があります。
またその方法としては最初は小さなお願い、指示を出して従ってくれるかどうかを判断します。
そして自分の指示に従ってくれた相手に対しては少しずつ負荷をかけて主従関係を明確にしていきます。
だから相手を動かす事が上手い人でないと搾取する側には立てません。
搾取する為には上下関係を明確にする必要があり圧倒的優位に立つことで自分より下のモノから搾取を行うのです。
4.臭覚に優れている
搾取する側の人の特徴として臭覚に優れていると言うことが出来ます。
基本的に自分本音を見抜くような相手には意図して近づくことをしません。
そして自分の指示を聞く相手かどうかを見分けることを得意としています。
そしてターゲットを見つけたらロックオンして観察をして、どうすれば相手を自分の思い通りに動かすことが出来るかを考えていきます。
だから周囲にバレずに自分の思惑通りに物事を進めることが出来ますし、搾取することが出来るのです。
5.自己中心的
搾取する側の人の特徴はプライドが高く自己中心的と言えます。
自分こそが絶対で相手は自分よりも劣る、そして劣った人間には何をしてもいいといった考え方をする傾向があります。
基本的に搾取される側の人間を見下していて、自身を優位に立たせることにより相手を動かします。
つまり肥大した自己愛が間違った方向に進んだ結果搾取する人間になってしまったと言えます。
搾取する側の人の特徴は人あたりがよく一見いい人に見えます。
また頭の回転が早くて人に指示を出すことが上手い傾向があります。
その他にも搾取する側の人は臭覚に優れていて搾取される側の人間を見分けることが出来ますし、さらにはプライドが高く自己愛が強い自己中心的な人間と言えるでしょう。