夢は現実で起こった事や知り得た事をもとに構成されているそうですが、
告白される夢を見る人の心理的な特徴についてご紹介します。
1.好きな人から告白されたいと思っている
夢の中で告白してきた相手が現実での知り合いだったり、
自分が思いを寄せている人だった場合は確実に自分の願望として、
好きな相手から告白されたいといった心理が働いていると言えるでしょう。
特に片思いが長く続いている場合、実際には何も発展していなくても、
相手の事を思っている時間の分だけ頭の中ではその人の事が何度も記憶に刻まれているのと同じ事ですから、
当然夢を見ている間にはその事について整理する必要が出てきます。
また、告白されたいという気持ちと同じくらい自分からも告白したい、
この気持ちを伝えたいといった願望が高まっている状態と言えます。
実際に告白をしてどんな結果になるのかは分かりませんが、
願望としてどうにか告白を成功させたいといった強い気持ちが夢に反映されていると考えられます。
また、告白相手が全く知らない人であったり、自分の嫌いな人である場合は、
その相手の中に自分自身の嫌な所や足りない所を見ているという事が言えるでしょう。
2.自分を認めてもらいたいと思っている
自分の事が好きな人は、自分の良さを沢山の人に知ってもらいたい、
もっと自分を認めてもらいたいといった欲求を強く持っています。
告白を「する」のではなく、告白「される」という受け身の夢を見ていることから、
自分のもとへ寄って来る人達や自分の味方、自分の良さを理解してくれている人たちを、
いつでも受け入れる態勢は整えていますよといった心理状態にあると判断出来ます。
告白してくる相手が自分の嫌いな人であったとしても、
夢の中では自分の良さを認めてくれている人だといった判断が出来ますので冷静に対処するでしょう。
そんな夢を見た後に告白してきた相手と偶然現実で出会ってしまった場合、
夢を見ていない状況であったら「嫌な人と会ってしまったな」と不快な気持ちが強くなってしまいますが、
夢の中で告白されるという体験をしている為に、実際には何も関係は変わっていないにもかかわらず、
相手の事を少しは受け入れてみようかなという柔軟な考えを持つことが出来るでしょう。
3.現実世界での日常に変化を求めている
例えば大好きな人とお付き合いをしている状態だったり、
結婚して家族と幸せに暮らしているという場合でも、告白をされる夢を見る事はありますね。
その様な場合はありきたりな日常に何か大きな変化を求めていると考えられます。
本人的に毎日充実していて今現在の生活に満足していると思っていても、
無意識の中で何か日常にない刺激を求めていると言って良いでしょう。
例えば夢を見たのが子育てに一生懸命な母親だったり、試験勉強に精を出している学生だったりする場合、
そういった事はいったん忘れて思い切り遊びたい、
体験した事のない事にチャレンジしてみたいといった欲求を抱えていると考えられます。
実際にそんなことは出来ない、我慢しなければいけないと思えば思うほど、
夢の中では非日常な展開を期待していると考えられます。
ちょっとしたスキャンダルや浮気願望が潜んでいる可能性も否めないでしょう。
原因があって夢を見る
誰かに告白をされる夢というのはどちらかというと吉夢であり、
現実の世界での欲求や感情が大きく反映された夢であると言えます。
片思い中の人や恋愛に関して関心が高くなっている時に見る事が多い夢ですから、
「告白される夢を見たから誰かに告白される」といった予知夢ではなく、
「現実で告白されたい、注目されたいといったような願望があるからこそ見た夢」であると言った方が良いでしょう。