心が疲れた人の特徴4個

最終更新日:2017年2月6日

あなた自身を含め、周囲に「あ、この人(私は)精神的に疲れているな?」と感じる人はいませんか。

心の疲れは色んなサインとなって表れているものです。

今回はそんな「心の疲れた人」の特徴を4つほど紹介します。

1.「大丈夫」が口癖になっている人

人間は「大丈夫」と口癖のように言っている人ほど、体だけではなく心が疲れている人が多いです。

明らかに疲労が目に見えている人に「体調は大丈夫?疲れてない?」と聞くと、

ヘロヘロでも「大丈夫」と答える人は気づかないうちに心も疲れている傾向にあります。

またこの状態は本人も体の疲れに気を取られ、自分の心が疲れている事に気づいていないことがあります。

自分自身がこの状態に陥っていたらもちろんの事、周りの人で頑張りすぎていて自分の心の疲弊に気づいてない人がいたら、

軽く声をかけて休憩を促してあげてくださいね。

2.体を動かしたあと(運動した後)などにテンションが高い人

これは、「体を動かしたら、そりゃリフレッシュできて元気になるでしょ」と思われがちですが、

それは普段から元気で快活な人に当てはまる事です。

普段は疲れた顔をしていて、あまりテンションが高くない人が、

運動した後だけは元気で会話も弾む場合は「慢性的な心的疲労」が伺えます。

心の疲れは気づかないうちに蓄積するものです。

運動することで、肉体的な疲労ではなく精神的な疲労やや長い間のデスクワークで溜まった血行不良などのダメージ、

すなわち静的疲労が緩和された状態になります。

普段は疲れている表情の人が、運動後にいきなり元気になり運動終了1時間後くらいに、

また暗い感じになっていたらそれは「心の疲れ」がたまっている証拠です。

運動は、デスクワークなどの静的疲労のダメージには絶大な効果を発揮しますが、

心の疲れにはその時の一時的なアドレナリンなどの脳内分泌物質によって緩和されているだけなので要注意です。

3.食欲がない人

元々、食が細い人や食べなくても平気な人を除けば、食欲が変にない人も心が疲れています。

人間の三大欲求の一つ「食欲」は体の機能に不全が起きていなければ通常は、

満たしたい欲求になるので、「変に食欲がない」「偏ったものを食べている」人は心が疲れている可能性があるので要注意です。

心が疲れている場合、人間は「三大欲求」の中で一番、「睡眠欲」を欲する傾向にあります。

「早くこんなに精神的に疲れる状態から電源を切らなくては」と脳が指示するために、

食欲などの欲求が一時的に後回しにされがちです。

夜ご飯は食欲が出ないけど、朝ご飯をたくさん食べてしまう人は睡眠によってストレスホルモンが緩和された可能性があります。

一見、健康的な食生活に見えても、心が疲れている可能性がりあますので、その時は心の声をしっかり聞いてみましょう。

また、この話の派生で、今まで毎日7時間睡眠だった人が突然12時間以上睡眠をとるようになったら要注意です。

心が疲弊して、脳が活動を拒んでいる場合もしばしばあります。

もちろん、肉体的な疲労が重なり「休日の1日だけ12時間以上寝てしまった」みたいな話はその限りではありません。

4.スマートフォンを慢性的にいじっている人

これは情報社会の現代ならではの特徴です。

人は心が疲れている時には悩む時間が増える為に、ぼーっと過ごす時間が増えているように思えてしましますが、

頭の中では思考がフル回転で進んでいる状態なので、脳が「そろそろ、楽をしたい」と考えると、

昔は「睡眠や仕事をサボる」などの行動に派生していきますが、現代では「スマートフォンをダラダラいじる」になりがちです。

何故なら、SNSや自分の好きな漫画やサイトを見ることで一種の「現実逃避」ができるためです。

スマートフォン依存症などの言葉もありますが、もしも依存症ほどではないにしろ、

休憩中、仕事中や帰りの電車の中でもスマートフォンを弄ってしまっている人がいたら、

それは単に「怠け」ではなく「心が疲れているから怠けるためにスマートフォンを弄っている」可能性があります。

技術や人間の関係性が発展を続ける現代では、昔ながらの「見た目が疲れていて、覇気がない」という心の疲れの特徴から、

今回ご紹介したような「スマートフォン」が媒体となり心の疲れに気づく特徴まで様々なものがあります。

大切なのは、「心を疲れさせない日常」を送ることは当然ですが、

もし疲れてしまったら「心が疲れている人」の特徴に気づき、周りや自分自身も含めて早期のケアが重要なのかもしれません。