活字中毒な人の特徴5個

最終更新日:2016年8月21日

「活字中毒者」と呼ばれる人がいます。

「本などの活字を読むことに対する執着心の強すぎる人」のことで、

つまり、ふつうの読書家とは一線を画す存在と考えていいでしょう。

そんな活字中毒な人にはどんな特徴があるのか、

ここでは代表的なものをいくつか見ていきましょう。

1.外出時は必ず本や雑誌を携帯する

読書家と活字中毒者の大きな違いは、

「読書家は手元に本がなくても不安にならないが、活字中毒者は不安になる」ということです。

そこが「中毒」と呼ばれる所以と言っていいでしょう。

ですから、活字中毒な人は、外出するときには必ずかばんやバッグの中に本や雑誌を入れます。

常に携帯することで、いつでもどこでも、活字を読めるようにするわけです。

万が一、本を持たずに外出したことに気づくと、本屋やコンビニなどに寄って、本や雑誌を購入します。

「手元に活字がない」という状態に、一瞬でも耐えられないためと考えていいでしょう。

また、携帯した本を読み終えてしまった場合も、すぐに新たな本を購入し、「活字切れ」することを防ごうとします。

それを避けるために、複数の本や雑誌を携帯するケースも少なくありません。

2.複数の本を並行して読む

これは、ふつうの読書家と共通する特徴と言っていいでしょうが、

活字中毒者の多くは、複数の本を並行して読むという傾向が強くあります。

活字中毒者にとって、本の内容もさることながら、「活字を目にしている」ということが何より大切なため、

一冊の本をじっくり読んで、読み終えてから次の本に移るという読書スタイルにこだわりません。

その時に手元にある本を読み、家に帰るとまた別の本を読むという方法を取るのです。

通勤時に読む本と、帰宅途中で読む本、家に帰ってから読む本が違うというケースも少なくないのです。

旅行に出るときも、数冊の本を携帯し、とっかえひっかえ手に取って、それを読むということをよくやります。

3.トイレや風呂にも本や雑誌を持ち込む

とにかく、手元に活字がないと不安になるのが、活字中毒者なのですから、

一瞬たりとも、手元に活字がない状態になることに耐えられません。

そのため、トイレや風呂に入る時にも、何かしらの活字を持ち込むという特徴を持っているのです。

よく、トイレに入る時に新聞などを持ち込む人がいますが、

常に何かしらの活字を持たないとトイレに入れないのが、活字中毒者の性と考えていいでしょう。

これは、家のトイレに限ったことではありません。

外出先や会社や学校のトイレに入る時でさえ、活字がないと落ち着かないのです。

4.身の回りの活字に目をとめる

携帯した本や雑誌だけではなく、身の回りの活字にも自然に目が行き、

目がとまるのも、活字中毒な人の特徴と言っていいでしょう。

街中の看板や標識、駅のポスターや広告、電車内の中づり広告などなど、

とにかく身近にあるあらゆる活字に目をとめてしまいます。

さらに、例えば、何か薬を買うと、成分表示や効能書きに目を止め、読み込みます。

ふつうの人はほとんど読まない、取扱説明書の類にも、興味を示すことが少なくありません。

5.ぼんやりしている時間がない

活字中毒者は、例えば、公園のベンチなどでぼんやりするということがありません。

何もすることがない時間には、必ず何かしらの活字を読んでいるからです。

ですから、予定のない休日に家にいるときでも、常に活字を手元に置いて、

少しでも空いた時間があると、本なり雑誌を読むのです。

旅行先でも、長い時間景色をぼんやり眺めて過ごすことに耐えられず、すぐに携帯した本を開いてしまうのが、

読書家と違う、活字中毒な人の際立った特徴と言っていいでしょう。

ここでは、活字中毒な人の特徴を5種類取り上げ、説明してきました。

活字がないと不安になってしまうのが、中毒者ならではの心理。

そのために、上記のようなさまざまな特徴が生まれるわけです。

もしかすると、あなた自身にも当てはまる特徴があります。

チェックしてみてはどうでしょうか。