耳が遠い人が見せる特徴4個

最終更新日:2017年7月28日

日常生活の中で、耳が遠いということは、非常に不便なことですよね。

人と会話をするときには耳がしっかり聞こえなければ会話が成り立ちません。

しかし、本人も好きで耳が遠くなったわけではなく、様々な悩みを抱えているのです。

それでは、耳が遠い人にはどのような特徴があるのかご紹介します。

1.何度も聞き返す

耳が遠くない人でも時々は相手の話している言葉をうまく聞き取れず、

聞き返してしまうことがあるものですが、一度か二度聞き返せば大体は話の内容を理解できるものですよね。

しかし、耳が遠い人は何度聞き返してもうまく聞き取ることができません。

特にお年寄りに多く見受けられますが、一生懸命に相手の話を聞こうと、

相手のほうに耳を傾けるのですが、それでもなかなか思うように聞き取れないのです。

相手側も、耳が遠い人に対してなるべく大きめの声で話すようにはしても聞こえない場合もあります。

よく病院などで、看護師さんがお年寄りに大きな声で話しかけて、

それに対してお年寄りが何度も聞き返している光景が見受けられますが、話すほうも聞き取るほうも両方大変そうです。

2.声が大きい

耳が遠い人はとにかく声が大きいです。

自分の耳が遠いため「声のボリュームを上げないと相手に聞こえないのではないか」と思っていたり、

どのくらいのボリュームで話せば良いかがわからません。

そのため、どこでも大きな声で話してしまい、周りから白い目で見られてしまうこともあります。

にぎやかな場所ならば問題ないのですが、

静まり返っているような場所で普通のボリュームで話すため、みんなに注目されてしまいます。

周りに聞かれても差し支えない内容であれば、少しくらい声が大きくても良いかもしれませんが、

時には秘密の話題でも普通のボリュームで話してしまうため一緒にいる人も恥ずかしい思いをすることもあります。

本人なりに小声で話しているつもりでも、周りには丸聞こえです。

3.人と関わる機会が減る

人間関係は会話が成り立たなければうまくいきませんよね。

耳が遠い人は、友達や近所の人とコミュニケーションを取りたくても相手が何を話しているのか聞き取れず、

うまく会話にも加われなくなり次第に付き合いを拒むようになります。

特にお年寄りにとって、友達や近所の人とのコミュニケーションは生活の中の楽しみでもあり、

みんなで集まって井戸端会議をする光景が見られますが、それができなくなると非常に寂しいものですよね。

また、電話で会話をすることも苦手になります。

実際に会って会話をするよりも、電話のほうがさらに相手の声が聞き取りづらくなるため、耳の遠い人にとって電話は避けたいものです。

それから、自分の身内とも関わりが減ってしまう人もいるのです。

お年寄りの世代になると、自分の子供や孫など、身近に話し相手がいるというプラスな面もありますが、

耳が遠いため、何度も聞き返してしまい相手を怒らせてしまう場合もあります。

また、相手も話すたびに大きな声で話さなければならず、

それが結構な負担になり「嫌いではないのだけど、話すのが疲れる」といった不満も出て来るのです。

4.あいまいな返事をする

耳が遠い人も、本当はしっかりと相手の話を聞いてその内容を把握したいと思っていても、

どうしてもうまく聞き取ることができず、最後にはあいまいな返事で済ませてしまうことも少なくありません。

何度も聞き返すことで、相手が苛立ったり面相臭そうな態度をすることが本人にもわかってくるため、

「相手に迷惑を掛けたくない」とか「相手を怒らせたら気まずい…」といった不安から、

本当は何を話しているのか理解できなくても、聞こえたフリをしてしまいます。

そのような場合、話がかみ合っていないため、相手も違和感を覚えるでしょう。

このように、耳が遠いために不便なことも多く親しい人とのコミュニケーションもうまくいかなくなり、

辛い思いをしている人も少なくないのです。

今は耳が普通に聞こえている人も、いずれ歳をとり、自らも同じように耳が遠くなる可能性もあります。

耳が遠い人を他人事と思わずに、温かい気持ちで受け入れる優しさも大切でしょう。