「夫婦関係がうまく行っていない」と感じている状況で、「でも、夫はどう考えているか分からない」と思うことも少なくないでしょう。
夫の気持ちが読めず、「もしかして、離婚を考えているのでは」と、不安に感じるケースです。
ここでは、離婚したいと思っている夫はどんな行動を取るのか、代表的な特徴や変化を紹介します。
1.夫婦間の衝突を避けようとする
「ケンカをするほど、仲が良い」という言葉があります。
もちろん、ケンカをする夫婦のすべてが仲が良いわけではありません。
夫婦仲がうまく行っていないために、ケンカばかりする夫婦もたくさんあるでしょう。
しかし、人間は、本当に気持ちが冷めてしまい、相手に対してなんの感情も持たなくなってしまうと、
ケンカする気にもなれないものです。
ですから、夫婦仲がうまくいっていないにもかかわらず、以前はすぐにキレて怒った夫がぜんぜんキレなくなったら、
離婚を考えている可能性は小さくないでしょう。
例えば、以前なら強く自己主張し、「オレのやりたいようにさせろ」と言っていた夫が、「好きなようにすれば?」とか
「いいよ、それで」といった、気のない対応そするようになったら、すでに気持ちが完全に離れてしまっているのかもしれません。
無駄なエネルギーを使わないために、夫婦間の衝突を避けようとするのが、離婚したいと思っている夫の特徴の一つと言っていいでしょう。
2.仕事からの帰りが遅く、出張が増えた
「仕事が忙しい」という理由で、帰宅時間が急に遅くなったり、「出張」が増えるのも、
離婚したいと思っている夫の特徴的な行動の変化です。
妻と別れたいと思っている男性にありがちなのが、「帰宅拒否」。
できるだけ奥さんと顔を合わせたくないと思うために、自然に仕事からの帰りが遅くなってしまうわけです。
口にする理由は、ほとんど「仕事が忙しく、残業続き」というもの。
同じ理由で、出張が急に増えるというケースもあります。
特に「出張」の場合は、不倫をしている可能性が少なくありません。
仕事の内容については話をしたがらず、ただ「忙しい」という理由で家にいる時間が激減したら、要注意です。
3.休日は自分の趣味や友達との付き合いに費やす
休日の過ごし方の変化でも、夫が離婚したがっているかどうかわかります。
夫婦や家族で休日を過ごすことがほとんどなくなり、自分の好きな趣味のために費やしたり、
「友達との付き合い」を優先するようになるのが、離婚を考えている夫の行動の特徴です。
「友達との付き合いがあるから」と言って、休日に外出することが増えたり、
妻や家族を無視して自分の好きな趣味に没頭するようになったら、その可能性は小さくないでしょう。
4.飲酒が増える
妻との離婚を考えている男性は、「シラフで妻といっしょにいることに耐えられない」という気持ちになることが少なくありません。
あるいは、帰宅時間を遅らせるために、退社後の時間を飲酒でつなぐというケースもあるでしょう。
意図的に友達とのつきあいを増やして、それが飲酒の機会の増加につながるということもあります。
いずれにしても、「飲酒の機会や量が増える」というのが、離婚したいと思っている夫にありがちな特徴です。
外で飲む機会や家で飲むお酒の量が増えたなら、その可能性は小さくないでしょう。
5.セックスレスになり、スキンシップも毛嫌いする
もっともわかりやすいサインは「セックスレス」です。
妻との離婚をリアルに考えている男性は、もはや妻のことを「女」として見ることができなくなっています。
そのため、妻に対して欲情することはありません。
さらに、「一刻も早く、別れたい」と思うようになると、ちょっとしたスキンシップさえ、毛嫌いするようになります。
もちろん、年齢的にセックスレスになる夫婦は少なくありません。
しかし、まだ、年齢的に「じゅうぶん現役」でありながら、急に肉体的接触を拒むようになったら、夫の離婚-願望を疑ってみたほうがいいでしょう。
ここでは、妻との離婚を考えている夫、離婚したがっている男性の特徴について、主なものを5種類取り上げ、説明してきました。
「もしかして」と思っている方は、上記を参考に、夫の行動や変化をチェックしてみてはいかがでしょうか。