早歩きな人の心理や性格とは

最終更新日:2017年7月27日

人によって歩く速度はさまざまですが、いつでも人よりかなり早いペースで歩く人がいます。

ゆっくり歩く人からすると「なんであんなに早く歩くのだろう」と疑問に思うこともあるでしょう。

では、早歩きをする人にはどんな特徴があるのでしょうか。

1.気が短くせっかちな性格

早歩きの人には共通した性格があります。

それは「気が短くせっかち」ということです。

普通の人でも、何か急ぐ必要がある時は、例えば自宅から駅までの道を早足で歩くでしょう。

せっかちな性格の人は、急ぐ必要がない時でも、少しでも早く駅に着こうとして、早足で歩くのです。

そこには、「1本でも早い電車に乗りたい」という意識があります。

「電車に乗り遅れたくない」という心理から、自然に歩く速度が速くなってしまうと考えていいでしょう。

別に急ぐ用事はないのですから、たとえ1本遅い電車に乗っても何の問題もありません。

しかし、短気でせっかちな性格の人は、「電車に乗り遅れて駅のホームで待つこと」が大嫌いです。

駅に向かうケースだけではありません。

日常生活のあらゆるシーンで、「一刻も早く目的地に着きたい」という意識が働いてしまうのが、

早歩きをする人の心理的特徴ということになるでしょう。

2.頭の回転が速い

「歩くのは早いけれど、他のことはのんびり、ゆっくりしている」という人がまったくいないわけではありませんが、

かなりの少数派と言っていいでしょう。

多くの場合、早歩きの人は他のことをするにも人よりもハイペースです。

仕事をするにも勉強をするにも、話し方も、ふつうの人よりも速いペースになります。

それは、頭の回転が速いからです。

頭の回転が速いために、何をするにも人よりハイペースになります。

早歩きをする人は、早足で歩きながらも、さまざまなことに思考をめぐらせています。

目に入る情報からいろいろな連想をしたり、想像を膨らませていくのです。

早歩きをする人は、つまり、頭の中も速く回転させながら歩いていると考えていいでしょう。

頭はぼんやりしているけれど、歩く速度だけは速いということはありません。

3.相手のぺースに合わせようとしない

早歩きの人といっしょに歩いていると、どんどん先に行かれてしまうということがよくあるでしょう。

それも、早歩きの人の特徴の一つ。

つまり、早歩きの人は、相手のペースに合わせようとしないという特徴もあります。

性格がせっかちということもあり、ゆっくり歩く人のペースに合わせようとすると、イライラしてしまいます。

自分よりもスローペースの人に対して、いらだちを覚えてしまいます。

これは、歩く場合だけではありません。

何かの作業を人といっしょにする場合でも、あるいは話をしている時でも、ゆっくりしたペースの人に合わせることが大嫌いです。

その点では、自己中心的で、協調性を欠くきらいがあるというのが、早歩きの人の特徴の一つということもできるでしょう。

自分のペースを変えようとはせず、人を残してどんどん先へ行こうとするのが、早歩きの人の特徴です。

4.健康志向が強い

健康を意識して早歩きをするというケースも少なくありません。

ウォーキングを日課にしている人は大変に多くいますが、ウィーキングをする時、

できるだけ早いペースで歩いた方が、健康増進効果がより期待できるでしょう。

早足で歩いた方がカロリー消費量が増えますし、全身の血流もよくなります。

特に「血流をよくする」というのは、多くの健康効果をもたらしますから、それを意識して早足で歩く人が多いのです。

つまり、健康志向が強く、健康増進を意識しているというのが、早歩きの人の特徴ということになるでしょう。

歩くペースが常に速い人について、どんな理由や心理から早歩きになるのかを見てきました。

身近に早歩きの人がいるという方は、その人のことを知るための参考になさってください。