キャラ変する人の特徴4個

最終更新日:2017年4月29日

それまでのキャラクターを突然がらりと変える人がいます。

そういう人を見て、「なんで、急にキャラ変したんだろう」と首をかしげることもあるでしょう。

ここでは、キャラ変する人に注目し、どんな特徴があるのか見ていくことにしましょう。

1.自分の性格やキャラクターが嫌い

キャラ変する人の心理的な特徴として、まずあげておくべきなのが「自己否定」でしょう。

それまでのキャラクターを自分で否定した結果、意図的にキャラを変えることになったわけです。

例えば大学進学をきっかけにキャラ変をするケースでは、

「高校までのいじられキャラを脱したい」とか、

「子どものころからずっと変わらない、おとなしくて地味な自分をなんとか変えたい」という心理を抱くケースが少なくありません。

その場合は、「いじられキャラの自分」「おとなしい性格の自分」を嫌い、否定しているわけです。

自己否定から「生まれ変わりたい」と考え、いわば人生をリセットしようとするのが、

キャラ変する人の大きな心理的特徴ということになるでしょう。

2.周囲の人と良い人間関係を作りたい

特に強い自己否定の心理をもっているわけでもないのに、突然キャラ変するというケースも少なくありません。

それまでの自分を特に嫌っているわけでもないのに、なぜわざわざキャラを変更しようとするのか。

そこにあるのは「周囲と良好な人間関係を作りたい。

周りの人と打ち解けたい」という心理です。

大学デビューをするとしましょう。

その際、例えば周囲にいる派手で遊び好きな人と友達になりたいと思ったり、

そういうグループに入りたいと思ったとします。

生まれつき、おとなしく地味な性格で、それに対して強い自己嫌悪を抱いてはいなくても、

そのままのキャラでは周囲になじめないと考えることもあるでしょう。

もちろん、そのままのキャラでも派手な友達とつきあうことは可能ですが、

キャラ変をして派手なキャラになった方が、より周囲と打ち解けやすいに違いありません。

つまり、周りの人に自分を合わせるために、キャラを変えるということがあります。

3.「ちがう自分」をむりして演じている

人間は、見た目やキャラを変更することによって、気持ちも変わるということがあるものです。

ですから、もともと地味な性格な人が、派手なキャラに変更した結果、性格も派手になるということはありえます。

しかし、そのケースはあまり多いとは言えません。

多くの場合、「見た目のキャラは変わったけれど、性格や気質はもとのまま」ということになりがちです。

キャラ変をしたために、見た目と中身が違う状態になってしまうことが少なくありません。

その場合、本人も違和感を抱きますし、それを見ている周囲の人も、「なんだかむりしてる」と感じることになります。

つまり、キャラ変する人の多くには、「中身とちがう自分をむりに演じている」という特徴があるということになるでしょう。

4.キャラ変後のキャラが実は本来のキャラ

キャラ変することで、実は本来の自分になるというケースもあります。

例えば、子どもの頃は大変ひょうきんで、人を笑わせることが得意な明るい性格だったとしましょう。

それが、思春期ごろから性格が変化し、おとなしくクラスでも目立たないキャラになるということがよくあるものです。

そして、「おとなしくて目立たない」というのが、思春期以降のその人のキャラになるわけです。

それがさらに、大学進学を機にキャラ変して、「ひょうきんキャラ」に変わったとしましょう。

高校時代のその人を知る人に取って、それは「大変意外なキャラ変」ですが、

本人にしてみると、「子どもの頃のもともとのキャラに戻っただけ」ということです。

この場合は、元のキャラに戻るわけですから、

キャラ変後も「むりに自分を演じている」というような違和感はありません。

キャラ変する人の4つの特徴を紹介しました。

ひとくちに「キャラ変」と言っても、いくつかの違うケースがあり、違う特徴をもっているわけです。

身近にキャラ変した人がいるなら、どのケースに当てはまるのかチェックしてみてはいかがでしょうか。