周囲からお坊ちゃまと言われる人の特徴4個

最終更新日:2017年7月28日

育ちの良い男性のことを「お坊ちゃま」と呼びますが、

「あの人はお坊ちゃまだから」というように使われる時には、

ネガティブな意味を含んでいることが多いと考えていいでしょう。

ここでは、そうしたネガティブな意味で「お坊ちゃまな人」と称される男性に注目し、

どんな特徴があるのか紹介します。

1.人に騙されたり利用されたりしやすい

お坊ちゃまというのは、基本的に世間知らずで苦労知らずです。

親を始めまわりの人たちから大切にされて育った、いわゆる「温室育ち」と考えていいでしょう。

世間の冷たい風にさらされた経験がありませんから、

「世間は自分に対してやさしいもの」という見方しかできません。

そのため、人を簡単に信用してしまいます。

ちょっとやさしくされれば、「あの人はなんていい人なんだ」と思い、その見方を信じて疑おうとはしません。

いわば性善説に立っているわけですが、世間には実際には悪意を持って近づいてくる人もいます。

そういう人に対しても、まったく警戒心を持ちませんから、騙されてしまうことが少なくありません。

また、相手にいいように利用されて、不利益をこうむることもあります。

しかし、お坊ちゃまな人はお人好しなところがありますから、

人に利用されて、自分が損をしていることになかなか気づかないのです。

2.ピンチに弱い甘ったれ

苦労知らずのお坊ちゃまには、ピンチに弱いという特徴もあります。

なにか困ったことが起きても、周りの人がそれに対処し、問題解決をしてくれるという環境に育ちました。

そのため、困難を自分の力で克服し、課題を乗り越えていこうという意志が希薄です。

逆境に立ち向かっていこうという意志を持っていないため、

ちょっとしたトラブルや問題にもうまく対処できません。

小さなピンチでもすぐにくじけ、まわりの人を頼ろうとします。

周囲の人から「お坊ちゃまだから」という評価をされる人は、

つまり、すぐに人に頼り、人になんとかしてもらおうとする、甘ったれたところがある人と言うことができるでしょう。

これまでそういう甘ったれた生き方が許されてきたのが、お坊ちゃまな人です。

3.人の気持ちが読めない

まわりからちやほやされて育ちましたから、お坊ちゃまな人には、やや自己中心的なところがあります。

自分中心に考えるため、人の気持ちに対しては、どうしても無頓着になってしまいます。

相手がどんなことを感じ、どんな気持ちでいるのかを知ろう、

相手の心の中を推し量ろうという意識をあまりつよく持ちません。

苦労人は、人の気持ちを読み、人の気持ちを忖度することで世間を渡っていくものですが、

お坊ちゃまはそういう必要のない人生歩んできたと考えていいでしょう。

そのため、時には相手の気持ちを傷つけてしまうような言動をしてしまうこともあります。

しかし、お坊ちゃまな人には悪意はまったくありません。

相手の気持ちを考えないため、自分では気づかないうちに不用意な言動をしてしまうだけです。

そういうところがありますから、お坊ちゃまな人はその場の雰囲気や空気を読むことも大変に苦手です。

4.プライドが高く傷つきやすい

不用意に人を傷つける言動をしてしまうお坊ちゃまには、逆に人の発言によって傷つきやすいという特徴もあります。

それは、ちやほやされて育ったために身に着いた、高いプライドのためと考えていいでしょう。

自己愛と自尊心が強いため、それを少しでも傷つけられるようなことがあると、人一倍強い心の痛みを感じてしまいます。

ですから、例えば社会に出てからも、上司や先輩に厳しく鍛えられて成長するというタイプではありません。

厳しくされれば、プライドが傷つき、やる気を失うばかりです。

つまり、お坊ちゃまな人には、「褒められて伸びるタイプ」という特徴があるということになるでしょう。

男性の中には、周囲の人から「君はお坊ちゃまだね」と言われた経験のある人もいるでしょう。

どうしてそう言われたのか、自分のどういうところが相手に

「お坊ちゃま」と思われたのかを知るための、参考になさってください。