めざとい人が近くにいると、助かると感じることもあれば、やりづらいと感じることもあるでしょう。
人から「めざとい」と感じられる人は、どのような人たちなのでしょうか。
1.常に周りに気を配っている
あなたがめざといと感じる人はどんな人でしょうか。
周囲の些細なことにすぐ気づき、それによって何かしら行動を起こす人を「気配りがよくできている」ととらえる人もいれば、
「めざとい」と少し否定的に感じる人もいます。
めざとい、つまりすぐに気づくということは、何をしていても常に周囲に注意を飛ばしていて、
その変化を見逃さないようにしている印象に繋がります。
このように常に気を配っている人は、その気遣いが皆が「ちょうどいい」と感じる程度なら、
「気配りが素晴らしい」と肯定的にとらえられるのですが、度が過ぎるほど気を配ってしまうと、
「めざとい」と否定的にとらえられてしまうことがよくあります。
周囲に注意を配ることに意識が高く、またそれが人の力になりたいという気持ちからであれば、
どちらも評価されることではありますが、その度合いが過ぎているかそうでないかで、
実際の受ける印象というものは大きく変わってきます。
2.他人の一挙一動が気になる
特に意味はなくても、他人の一挙一動をやたらと知りたがる癖がある人がいます。
このような人はただ単に知りたがりなだけということがほとんどですが、
特に知らなくてもいいようなことまで詮索されるような気がしてあまりいいようにはとらえられないことがあります。
例えば、家に遊びに来た友人が、普通は気づかないような家具の変化に気づいたら少し驚きますし、怖い気もしますよね。
特に知っている必要もないのに、知りたがることで元の家具を覚えていて、
その変化に気づく…人の行動がただ気になるというだけで、「めざとい」というあまりいい印象ではなくなってしまうことがあります。
3.支配欲が強い
例えば恋人と付き合っていて、相手のことを「めざとい」と感じた経験はないでしょうか。
自分の彼氏、彼女は少なからず自分の管理下に置いておきたいという支配欲のようなものは、
誰でも少なからず持っているものですし、恋人同士であればそんな感情も度が過ぎなければ自然なことです。
けれど、このような支配欲が強く、恋人と大事な友人を自分の思い通りにしたいという気持ちが強い人は、
相手の些細な変化も気にするようになります。
例えば携帯のストラップが変わっているだけで、どこで買ったのか、誰から貰ったのかなど、めざとくチェックするようになります。
なので、支配欲が強い人はその支配欲が向いている相手からはめざといと思われることがしばしばあります。
4.頭が良く分析能力が高い
その人のことを管理したいと考えているわけではなくても、単純に頭の回転が早く、推測、分析などの能力が高い人は、
日常的にもそのような頭の働かせ方をしてしまうことがあります。
それが周囲から「めざとい」と感じられてしまうことにつながる場合もあります。
分析能力が高いがゆえにめざとい人は、少しでも違和感を感じたことなどを突き詰めて考えてみる癖もあるでしょうし、
だからこそ分析能力が鍛えられているといえます。
このような人はその能力を買われて仕事などに役立たせていくことも少なくないですが、
周囲の人からは「あの人はめざといから、なんだかやりにくい」と感じられてしまうことが多いです。
全て見透かされているような人と一緒にいるのは正直あまり気持ちよくないですよね。
周囲の人から「めざとい」と言われた経験のある人は、それが原因で人から距離を保たれてしまう場合もあるので注意しましょう。
些細な変化に頭を働かせられるのは素晴らしい能力ですが、時と場合と程度を選ぶことは大前提として必要なことです。