結婚や人生に関する価値観が多様化するに従い、子供を産まない選択をしたり子供が欲しくない夫婦が多くなって来ました。
プライベートなことなので自分から周囲に公言したり、周囲から突っ込んだりすることがにないので子供が欲しくない夫婦の心理は本人たちには分かりにくいのも事実です。
ここでは子供が欲しくない夫婦の心理的特徴をご紹介します。
1.夫婦水入らずの時間が大切
子供が欲しくない夫婦の中には、今現在の奥さんと旦那さん二人きりの水入らずの時間が気に入っていてそれをもっと大切にしたいと考えている夫婦がいます。
交際時代や新婚時代と違い、子供が出来れば子育てや家事の分担など現実的な問題も多くなり、夫婦二人で恋人のように過ごす時間が少なくなります。
夫婦水入らずの時間を大切にする夫婦は、子供を育てるよりも夫婦の時間を大切にしたいと考えています。
このままずっと子供が欲しくないままなのか、将来的には考え方が変わるかはわかりませんが今の生活をまず楽しんでいる夫婦です。
2.夫婦の仕事が忙しい
結婚したら男性が仕事、女性が家庭という古い価値観が無くなった事、晩婚化が進んだ事などが影響して、結婚した丁度その時期が夫婦それぞれ働き盛りで仕事のやりがいが多い時期とぴったり重なりがちなことが多いです。
そうすると、仕事が忙しくて子供を産んで育てることを今は考える暇も無いというのと、産休や育休で仕事を休みたくないという考えから、子供を欲しくないと考える夫婦がいます。
それらの夫婦の中にも、正直言うと仕事に影響するから欲しくないけど、授かったとしたら育児にシフトしようという考えの夫婦と、仕事が忙しいので子供は作らないとしっかり決めている夫婦と二通りあります。
3.夫婦それぞれ趣味の時間が欲しい
奥さんや旦那さんそれぞれが趣味に生きる趣味人で、お金や時間の掛かる趣味を持っていてそれらに専念したいと考えいている夫婦は子供が欲しくないと考えています。
または、夫婦共通の趣味を持っていてその趣味がきっかけで出会ったなど、その趣味に思い入れがあると、夫婦間で子供が欲しくないという合意をしていることもあります。
やはり、子育てが始まると家庭内が子供中心になり、金銭的にも時間的にも趣味に割けるウエイトは大幅に減少します。
そこで趣味を選択する夫婦は子供が欲しくないと考えています。
4.養育費が心配
子供が欲しくないと言っていても、金銭的に余裕があれば欲しいけれども、出産費用、子供服、養育費、将来かかる学費などを考えると今の生活からは心配で、それなら子供が欲しくないと考えている夫婦もいます。
そういった夫婦は、全くお金が足りないというパターンよりは、心配材料が多いので子育てへの出費への決意が出来ないでいるパターンも多いです。
子育てをする友達の夫婦に刺激されて家計のやりくりによってがんばってみようという決意が出来たり、周囲からの援助が得られたりと将来的に考え方が変わる可能性もあります。
5.自分たちが親になるのが不安
若い夫婦などによくありますが、奥さんと旦那さん自体がまだ自分たちが子供のような気分で、とても責任ある大人になれるという自信を持っていない夫婦は子供が欲しくないと考えています。
いつか、一人前の大人になったらと漠然と考えている程度であまり現実的に子供を持つことを考えていません。
しかし実際のところほとんどの夫婦は子供ができることによって自然と親として自覚を持っていくことが多く、こちらも周囲からの刺激で気持ちが変わることがよくあります。
いかがでしたか。
子供が欲しくない夫婦の心理的特徴は、今の現状に満足していたり現実的な問題があって子供を持つのを躊躇しているだけの場合もありやはり夫婦ごとにいろいろな事情があります。
あまり詮索するのはプライベートな問題なので避けたほうが無難ですし、ちょっとしたきっかけで変わることも多いです。