出産は母になる大切な一歩です。
しかし、いざ母親になると後悔する人がいるのも現実です。
「子供なんて産まなければよかった」と後悔する人にはいったいどのような心理的特徴があるのでしょうか。
1.自己愛が強すぎる
「子供を産んだことを後悔する人」に共通する特徴のひとつとして、”自己愛がかなり強い”ということがあります。
妊娠中はまだ気付くことさえできかった事実です。
しかし、いざ出産し子供を目の前にした途端、「子供より自分のほうが大切」と思う気持ちが日を増すごとに強くなります。
新米の母親ですから、色々と悩み苛立つことがあるのは普通のことです。
しかし、「子供を産んだことを後悔する人」というのは、常に自分が世界の中心でないと気が済まないのです。
”子供以前に自分がくる”のは当たり前という意識の持ち主です。
ですから、子供が産まれたことで自分の時間が奪われ、感情がかき乱され、思うように動けないそんな日常に苛立ちが治まらないのでしょう。
内面的に十分に成長しきれないまま母になり、本人自身がいつまでも子供のままでいたいと思っているような特徴がみられます。
2.最初から子供に興味がない
これはかなりシビアな発言ですが、子供を産んで後悔をする人は、そもそも子供に対して最初からまったく興味がない、というタイプが多いです。
「出産をする予定さえしていなかったけど、流れで仕方なく産んでしまった」という人にはこの傾向が多かれ少なかれみられます。
彼女たちにとっては、子供がうるさくしていると腹が立ったり、冷たくあしらったりと、明らかに子供に対する目が厳しいという特徴があります。
子供が微笑んでも微笑み返すということはまずないでしょう。
大きな心で子供の言動を見る能力に欠けているため、最初から子供に対して嫌悪感を抱いています。
そんな感情をもっている人が子供を産んだらどうなるでしょう。
もちろん、すぐに後悔の塊となって跳ね返ってくるのは目にみえますね。
3.人を羨む傾向が強い
「子供なんて産まなければよかった」と思ってしまう人は、常に自分と他人を比較して生活しているという特徴があります。
自分が他人と比較して「私のほうが上だ。
勝っている」と思えるときはよいのですが、一旦これが反対の立場になってしまうと、途端に後悔の念が募るのです。
例えば、同世代の独身女性が華やかな楽しい話をしているのを耳にしたとき、なぜか自分の中に悔しさや虚しさを感じるタイプの人は子供を産んだことに後悔してしまう人です。
本来は比較対象自体が間違っているのですが、それさえも気付くことができません。
ただただ他人と比較し、自己嫌悪するサイクルに入ってしまいます。
これが続くと子供を産んだことへの後悔がさらに強くなってしまいます。
4.夫に対して不満がある
子供はひとりで育てるよりは夫婦揃って育てるのが理想でしょう。
これは母親にとっても子供にとっても一般的には精神衛生上プラスになる面が大きいからです。
しかし、夫婦でいたとしても、もし母親が夫に不満をもって子育てをしているとすれば「こんなことなら子供なんて産むんじゃなかった」と後悔する気持ちになる可能性が高まります。
一旦この悪ループに入ってしまうと、母親は子供に些細なことで当たってしまうことが増えるため、子育てはますます苦痛になりかねません。
つまり、夫への不満がかたちを変えて子育てを苦痛にしてしまい、母親は彼の子供を産んだことに後悔せずにはいられなくなります。
いかがでしたか。
「子供を産んだことに後悔をする人の心理的特徴」を見てきましたが、女性であればひとつくらいはあてはまるものがあったかもしれませんね。
子供を産んで育てるということは決して簡単なことではありません。
しかし、子供には罪はないのです。
ゆえに、私達大人は責任をもって子育てをする義務があることを肝に銘じなければなりませんね。