昔は「女性は3歩下がって男子の後ろを歩く」と言われていたように、家庭では旦那様が絶対的な存在でした。
ところが現在においては男女平等と言われる時代になっています。
家庭では女房の方が強い方が上手くいくとも言われ、旦那様、父親の立場が弱くなってきています。
なぜ、男性達はこうも嫁の尻に敷かれるようになってしまったのでしょうか。
1.主体性がない男性
昔の家庭での男子と言えば「亭主関白」が主たるものでした。
ちゃぶ台をひっくり返すとまではいきませんが、旦那は座っていれば嫁がなんでもしてくれていました。
家事の分担などもってのほか、そんなのは女のする事だと。
しかし今の時代、家事をする旦那様も多くなってきていますね。
それは男性自体が柔らかく優しくなってきているんです。
近年「草食男子」という言葉が流行ったように、自分を主張できない男性。
主体性がなく女性に合わせてくれる男性が増えてきました。
そうすると、女性からすると「頼りない」と思えてしまうんですね。
なので、家庭では女性が男性になってしまい主導権も握られてしまいます。
でもそれでいい、尻に敷かれてる方が楽だと言う男性もいるのです。
2.優柔不断な男性
デートの場所や食事に行ってもなかなかメニューが決めれないなど優柔不断な男性っていますよね。
そういう人は何でもついつい相手任せにしてしまいます。
カップルでたまに見かけるのですが、女性がスタスタ前を歩いて後ろから彼氏がついて行くパターンなど。
初めは自分の意見を聞いてくれる優しい男性なんだと思いきや、だんだんと頼りなく思えてくるんですよね。
悪く言えばイライラが募ってしまいますね。
そうすると余計女性の方が行動的で強く見えてしまいますよね。
と言うかそうせざるを得ない時も。
女性からするとたまにはスパッと男らしく決断してほしいものです。
しかしながら優柔不断な男性は女性に決めてもらうのを楽だと任せてしまっているんです。
3.女系家族で育ってきた
お姉さん、妹がいるなど家族に女性が多い男性って優しい感じの人が多いです。
子供の頃からお姉さんに使いっ走りをさせられたり、立場が弱いイメージがあります。
その名残りなのか、恋人や奥さんが出来てもついつい尻に敷かれてしまう傾向があるのでしょう。
私の周りでも、姉や妹がいる男性は雰囲気など優しい男性がやはり多いです。
小さい時から女性に囲まれて育ってきたので、ある意味女性をよく分かっているんです。
尻に敷かれているように見えて、そうすることで男女の仲は上手く行くんだと脳内にインプットされているのです。
平和主義なのかも知れないですね。
4.ケンカしてもすぐに謝る
謝らないより謝る方がいいと思う人がいるかもしれませんが、事あるごとにすぐ謝るのも何だか軽いなー、ほんとに悪いと思ってるの⁉︎と感じる時がありますよね。
男性からしたら早くケンカを終わらせたいと思ってすぐ謝ると言う人もいるのでしょう。
すぐ謝ってしまう男性はそれこそ尻に敷かれているイメージがあります。
自身が100%悪くなくても、相手を怒らせると怖いからとりあえず謝っておこうと無難に事を収めようとする考えがあるんです。
でも、簡単に何でも謝ってしまうと、余計にきつく当たってしまう女性もいるのが現実です。
少しでも相手にも非があると思っているのなら、きちんと相手に伝える事も大事ですね。
5.強い女性が好き
強い女性が好きで、尻に敷かれるのも心地よく感じているんです。
反対に女性でも俺様タイプが好きな人もいます。
男性が強い女性が好みとしてあげるのも、おかしい事ではありません。
強い女性が好きな男性の特徴は、今まで上げてきた「嫁の尻に敷かれるの男性」の特徴を全部併せもった性格なんです。
女性に主導権を握ってもらうのが好きなんで、楽なんでしょう。
だから女性から強くでても素直に従い、あれやこれや指図されても従順なんでしょう。
今は女性もはっきり意見を言って外でバリバリ働く女性も増えてきているので、男性の女性に対する好みも変わりつつあるのでしょう。
家庭で言えばかかあ天下ですね。
嫁の尻に敷かれると言う言葉だけ聞くと良いイメージはしませんが、今の家庭においては女性が強い方が上手く行くとも言われています。
結婚にしても、女性いわく、自分から好きになるより自分を好きになってくれた男性と結婚した方が幸せになるとの考えも多いです。
亭主関白の時代がすぎ、女性上位の家庭が増えてきたのも、女性の社会進出が進むにつれ、強い女性が増えてきたというのも一つの理由です。
その反対に立場が弱くなってしまう男性が増えてきているのも現実ですね。
同じ男性からは尻に敷かれるなんて恥ずかしくないのか、と言われてしまう時もあるかもしれませんが、堂々と俺の家庭では嫁さんが強いんだよ、と言える男性もステキです。
でも、何でもいう事を聞いてくれるからと言ってそれに甘えて横暴になっていかないように、女性も気をつけなければいけませんね。