結婚は人生の墓場だと考えている人の理由とは

最終更新日:2017年7月28日

結婚に対してキラキラしたイメージを持っている人、強い結婚願望を持っている人、

結婚願望は特にないけれど、いつかはしても良いかなと考えている人など、

結婚に対してのイメージや考えは人によって様々ですよね。

そして、中には「結婚は人生の墓場」という考えの人も居ます。

そこまで頑なに結婚に悪いイメージを持つのは、理由があるはずですよね。

「結婚は人生の墓場」だと考えている人の特徴って、実は共通点があるんです。

1.育ってきた家庭が円満では無かった

結婚願望が薄いのではなく「結婚は人生の墓場」とまで感じるには、必ずそれなりの大きな原因があります。

その原因の中で最も多いのが、自らが育ってきた環境です。

つまり、自身の家庭、両親の夫婦関係が円満とは言えなかった場合です。

夫婦ケンカが多発している中で幼少期を過ごしていたり、大人の事情も理解できる思春期に家庭がゴタゴタしていたり、

決して良いとは言えない家庭環境に置かれていたために、潜在的に「夫婦=不仲・衝突」と言ったイメージを持ってしまいます。

もしくは、両親のどちらかが辛い目にあっているのを見てきた場合もあります。

酷く傷ついた親を見て育ったり、家庭が崩壊してしまっていたりして、

結婚に対しての夢も希望も持てなくなっている事もあります。

この様な場合は、酷くなると「結婚=トラウマ」のように感じてしまい避けたい心理が生まれてしまいます。

2.比較的近い存在が結婚で苦しんでいた

これまで自分が置かれていた環境の中で、自陣の家庭は円満でも、

自分に近い存在の人物が結婚生活で辛い思いをしていた事で、結婚に対してのイメージが決まってしまう事もあります。

例えば、親友の家庭であったり、親戚の家庭、兄弟の家庭、など自分自身がその場に身を置いて生活していなくても、

それが比較的身近な人物に起きている事で強烈に記憶に残ってしまう事もあります。

幼かった頃でも思春期でも、成人してからでも、あまりにも衝撃的であれば尚更です。

実際に自分が目の当たりにしたショックな出来事なので、それに対するイメージは確固たるものになってしまいます。

あんなに酷い目にあうなんて、という考えをもってしまい中々一掃できなくなってしまいます。

3.周囲の人間で結婚に失敗した人・不満を抱えた人が多い

これまでの強烈な経験とはまた違い、どちらかと言うと固定観念で「結婚は人生の墓場」と考えてしまっているタイプです。

自分の身近にいる人が結婚に失敗していたり、結婚生活は維持しているものの不平や不満を多く持っているため、

日ごろから結婚生活の破綻話や愚痴や悩みなど、結婚のイメージが悪くなってしまう内容ばかりを耳にしてきた人です。

「こんなに色々あるなんて、結婚ってこんなに大変なのか」という具体的な例を必要以上に大量に受け取ってしまう為に、

結婚に対しての希望は持てなくなってしまいます。

幸せな結婚生活を送る人が身近に居ても、既に結婚に対してマイナスなイメージが強すぎるために、

「この人はたまたま上手く行っているだけ、ほとんどの人は苦労してるから」という固定観念を持ってしまっています。

どちらかと言うと、性格的に受け身タイプの人が多いのも特徴で、

「そうは言うけど、やってみなきゃ分からない」と言う風に受け取れません。

4.性格的に自分第一主義な人

このタイプは、周りからの影響と自分の性格、考えを総合して「結婚は人生の墓場」と考えています。

性格的に、物事や行動を自分の考えを曲げてまで人に合わせるが苦手だったり、

その必要性も感じていないタイプで、自分の性格も理解している故に、

結婚に対して「面倒」とか「我慢や束縛ばかり」言うイメージを持っています。

周囲の人の話を鵜呑みにしているだけでもなく、聞いた話を自分に置き換えたところで、

「束縛も我慢も必要とされる結婚は、自分には向いてない」と考えています。

一般的には自由人と言われるタイプなので、自分の気持ちを我慢したり引いたりする事は苦手な性格です。

考え方を変えられる可能性は

「結婚は人生の墓場」と言う考え方。

勿体ないような、残念なような、何とも言えない気持ちになりますね。

実際に人生の墓場だった人もいるのは確かですが、必ず同じになるとも言えません。

この考え方を変えろと言っても、無理なのは理解できます。

でも、変わる可能性がないとはいえませんよね。

この人しかいないと感じる人に出会うことだって、無いとは言い切れません。

いつかそんな人に出会って、「結婚って墓場じゃなかった」と実感してもらいたいものです。