近年は女性の社会進出により晩婚化が進み35歳以上での結婚も増えてきています。
今回は晩婚のメリットについてご紹介していきます。
1.金銭面でのゆとり
晩婚のメリットとしてまず挙げることが出来るのが金銭面でゆとりがあることと言えます。
20代で結婚してすぐに出産となるとまだ収入は少ないのに出費がどんどん増えてしまい経済的に厳しい状態となって生活を切り詰めるしかないといった人も多いと言えます。
ですが晩婚の場合は男性は30代後半もしくは40代になっているのでまだまだ年功序列の多い日本の会社においては年齢が高い方が給料が上がる傾向があります。
また独身時代に貯めた貯金があれば結婚式などにも十分にお金をかけることが出来ます。
勿論晩婚の場合は女性もそれまで働いてきたのですから女性側の給料や貯金も期待でき結婚、出産、マイホームと何かとお金がかかる結婚での費用がかなりラクになると言えるでしょう。
2.キャリアを積むことが出来る
さらに晩婚のメリットとして女性がキャリアを積むことが出来る点も大きいと言えます。
20代半ばで結婚をすると大卒などの場合は入社して数年で結婚となり、さらに出産する際には仕事を休むもしくは辞めることになってしまいます。
キャリアが浅いと子育てがひと段落してから社会復帰する際に社員での復帰は難しくなり、どうしてもパートやアルバイトでの社会復帰となってしまいます。
ですが30代半ばまできちんと会社でキャリを積んでいたら、会社側もその人材を失うのは惜しいと思ってくれるので退職ではなく休職扱いにしてくれたり、スムーズに社会復帰することが出来るのが特徴と言えます。
女性がキャリアを積むのは本人だけではなく会社側にとってもいいことと言えるのではないでしょうか。
3.やりたい事を全てしてから結婚
若くして結婚をしてしまうと、後になってもっと遊んでおけば良かったなんて思うケースが少なくありません。
それで子育てを放棄して遊びに出かけてしまったり、不倫に走り家庭が崩壊してしまうといった事も実は少なくないのが現状です。
ですが晩婚の場合はいろいろな経験をして遊びも仕事もやりたいことを全てしてから結婚することが出来るので、今度は家庭や子供に集中することが出来ます。
ある程度落ち着いてから結婚した方が案外スムーズに家庭が築けるのかもしれません。
また独身の時期が長かった分家族の存在、ありがたみに気がつくことが出来るので大事にしたいと思えるものです。
4.老後が寂しくない
例えば若くして20歳で子供を出産した場合は40代半ばで既に子供は巣立ってしまいます。
それに対して晩婚のメリットとしては30代後半もしくは40代で子供を産めば子供が巣立つのは60代頃となり老後にあまり寂しい思いをせずに済みます。
それに孫が生まれる頃には自身は定年退職しているので思い切り孫の面倒を見ることが出来ますし、そうなれば老後の楽しみも倍増します。
やはり孫は小さい内しかなかなか構うことは出来ないと言えるのでしっかりと構う為には晩婚の方が都合がいいと言えるのかもしれません。
5.人を見る目を養うことが出来る
近年は日本においても離婚率が増加していて、結婚してからこんな人とは思わなかったと後悔するケースも少なくありません。
そしてそれは人を見る目がなかったからで晩婚ならいろいろな人に出会った後で、多くの人と交際を経て結婚することが出来るのでその分人を見る目も養うことが出来ます。
だから結婚後の後悔も減らすことが出来るでしょう。
晩婚のメリットとして金銭面でのゆとりを挙げることが出来ます。
日本はまだまだ年齢序列の会社が多いので収入が増えてから結婚した方が結婚、出産、マイホームと何かとお金がかかる結婚生活がラクになります。
その他にも女性がキャリアを積めるので出産後の社会復帰がスムーズと言えますし、やりたいことを全てしてから結婚することが出来ます。
さらに老後が寂しくない、人を見る目を養ってから結婚相手を決めることが出来るといった利点があります。