威圧的な人の臆病な特徴4個

最終更新日:2016年8月20日

威圧的な人というのはどんな特徴があるのでしょう。

威圧的な人が好きという人はあまりいませんよね?

なぜ威圧的な態度になっているのかそのメカニズムを知ることでその人も周りも変わっていくかもしれません。

今回は威圧的な人特徴をご紹介します。

1.怖がり

「弱い犬ほど良く吠える」と言いますよね。

人間も実は同じです。

本当は傷つくのが怖くて「俺の(わたしの)気持ちを察してくれよ。

何も言わなくてもわかってくれよ」という「伝えることを怖がっている」姿が隠されているのです。

威圧的に振舞うことによって、周りがなんとなく従ってくれた。

思い通りになった。

などの経験がさらに状態を悪化させることもありますが、

実際には「深く人と関わることへの恐怖心」が威圧的態度にさせているのです。

「怖いよー。怖いよー」と本当は叫んでいるのかもしれないですね。

2.さみしい

威圧的な態度もとることによって関心が自分の方に向きます。

たとえそれが恐れられている感じでも、まったく無視されるよりはマシなのかもしれません。

ある意味とてもさみしい人だということが言えます。

コミュニティー障害という言葉を耳にされる方も多いかもしれませんが、

この場合はコミュニケーションが取れないというよりは、間違った方法で人と接しているということになりますね。

3.大きく見せたい

地位が低いけれど家族の前では大声をだして暴れるお父さん、

外ではニコニコしているけれどどうにも子供にイライラして人が見ていないところでは子供に怒鳴ってしまうお母さん。

どちらも、不安のかたまりで小さくて価値がない(と勝手に自分で感じている)自分を言うことをきかせることで、

どうにか存在価値を見出したいという「大きく見せたい」願望から来ているのかもしれません。

「金持ちケンカせず」という言葉がありますが、これが意味するのは必ずしもお金のことだけではなく

「自己肯定感」に満たされていて安定した精神をもっていれば、それほど威圧的になったりする必要性はない。

という意味になります。

4.やりたくてやっている

人間というのはある意味変態なのかもしれません。

大きな声でどなったり、威圧的な態度をして回りがさーっと引いたようになった「空気」。

その空気感でとてもいやな気持になった。

周りもだけれど誰よりも「自分が」そんな嫌な気持ちって案外癖になるものなんです。

年から年中ケンカをしている夫婦は「ケンカしたくて」やっています。

子供を怒ってばかりいる親は「怒りたくて」怒っているんです。

「威圧的な人」というのも案外そんな自分を気に入っているのかもしれません。

威圧的な態度の人がいるということは、その態度に「恐れる」人がいる。

ということになります。

何事も関係性があるものなんですよね。

もしも、近くに威圧的な態度の人がいて怖いとか嫌だと感じているのならばその気持ちをはっきりと伝えましょう。

それによって暴力などが発生するようであれば、通報するなりそれなりの態度や措置をとることも時には必要です。

前記したようないろいろな要因はありますが威圧的態度をしている人を

迷惑だとか問題だと感じた人が意思表示をすることが大切です。

その人を「変えよう」と努力するのはあまり意味がないですし、危険な場合もあります。

ただし、ちょっと可能性があるやり方があるとしたら…「あなたはそう思うんだねぇ」「そ~なんだ~」と受け入れる。

否定しない。

ただ受け入れる。

を続けてみることです。

威圧的な態度を恐れず、ただ聞いてくれる人に「わかってくれた」という充足感を感じてくれる場合があるからです。

そしてその確率はとても高いのです。

だまされたと思って一度試してみてください。