負の感情に支配されてしまう人の特徴とは

最終更新日:2017年7月27日

負の感情は、ちょっとした嫉妬から、自分を優位に立つために蹴落とそうと、人によって重さが違います。

自分が置かれている環境によって違いがあり、考え方によって変化することができますのでご紹介します。

1.幼いころの家族環境が良くなかった

負の感情に支配される人の思考パターンとして、幼いころの家族環境が影響していることがあります。

これはしつけが厳しかったり、両親が偏った思考だったり、過保護だったりと特定の原因はないです。

しかし血のつながった家族でも自分の性格と合わなく、一緒に外出したりなど行動を共にしても、

好みや思考が違っていることから苦痛となります。

本当に血のつながった家族かと疑うなど、負の感情が出てくることもあります。

また、幼いころの家族との関係だけではないです。

嫁姑や夫婦など、他の家族間で仲が良くなかったり、頻繁に揉め事や言い争いが多いと、

言葉が分からなくても場の空気で分かってしまいます。

そのことから、幼い時の環境が大人になっても影響してくることもあります。

2.周りの人がネガティブなことを言う人が多い

元々は性格的にクヨクヨと悩まずに前向きに考える人でも、

職場やクラスメートなどがネガティブな発想をすることが多いと、次第に自分までマイナスなことを考えるようになってしまいます。

とくに親密な人間関係を求められますと、当然一緒にいる時間が長くなってしまうことから、

ますます負の感情が支配されるようになってきます。

こういうのを早めに察知して人との距離をある程度保てますと、負の感情に支配されずに物事を前向きにとらえることもできます。

ただそこまで器用に立ち振る舞うことができるのは、元々容量が良い人か人生経験が豊富でないと難しいことです。

そのことから年齢が若いほど、周りの人間関係によって負の感情に支配されやすいです。

3.物事が上手くいかない時

人生生きていれば、有名大学の受験に失敗し浪人することや就職した会社が倒産する、

リストラに合う、結婚しても離婚するといった道を踏み外してしまうということも出てきます。

順調に上手くいけば感じなかった負の感情が、予想外の出来事によって支配されるくらいまで大きくなってしまいます。

運が悪いと立て続けに起きてしまい、厄除けをしようとする位まで追いつめられます。

気にしないことが一番ですが、一度感じてしまったらズルズルと闇に飲み込まれるような勢いで負の感情に支配されます。

ただこの場合は感じそうになったら、発想の転換することによって前向きに気持ちを切り替えることもできます。

4.他人とコミュニケーションを取らない

外出する回数が極端に少なかったりしますと、他人と会って会話する回数も少なくなってしまいます。

ただ自宅に訪問する人が多い場合や、定期的に他の家族や親せきなどと電話にて会話するようでしたら、とくに問題はないです。

しかし1人で住んでいる場合は、言葉を発する回数も少ないことから、脳の回転が鈍くなってしまいます。

外出する機会も他人とのコミュニケーションの回数が少ないと、

次第に思考が偏ってしまい、負の感情が生まれてくることもあります。

会話することによって新たな価値観や情報を入手することや、同じ趣味があれば共感することもできません。

そうしますと生きる上での楽しみも感じないことから、

自分より豊かな生活をしている人や人生を謳歌している人に対して、負の感情を抱いてしまうこともあります。

いかがでしたか。

年齢に関係なく、ちょっとした心の隙間に不安や嫉妬や不満など、負の感情が出てくることもあります。

そういう時ほど、自分の殻へと閉じ籠ってしまいがちです。

ただ発想の転換することによって、前向きな感情に変わることもできます。

苦手なことを少しやってみるだけで、負の感情が消えてしまうこともあります。

そのことから、本音を話せる人を1人だけでも見つけてみましょう。