非力な人ってどんな人?体力以外の要素もある

最終更新日:2017年7月27日

動物の世界は弱肉強食ですが、人間社会にもまた競争があり強い人もいれば弱い人も存在します。

人間社会の強さは動物界の強さとは違い、強さの種類についてもさまざまですが、

今回は競争に負けてしまいがちな非力な人の特徴についてご紹介していきます。

1.体力がない

非力といってまず思い浮かぶのは体力的な面ではないでしょうか。

幼少期や学生時代などは体格や筋力の有無、運動神経などで周囲からの見られ方が変わってきます。

子どもの社会は単純で、運動ができない人は非力な人とみなされ、その時点で競争から脱落してしまうこともあります。

また大人でも、順風満帆な生活を送っていても病気などで生活が一変する可能性もあり、

人間は結局のところは健康が一番と言えるのかもしれません。

仕事をするうえでどんな業種においても基本的には体が資本になってくるため、体力のない人は働きにくい環境と言えます。

2.経済力に乏しい

世の中はすべてお金で解決できるわけではありませんが、やはりお金があるのとないのではできることの範囲が異なってきます。

お金があることで子どもを学校に行かせることができたり、さまざまな経験を積ませることもできます。

また行動するうえでの選択肢が広がり、結果として人生の可能性も広がることになります。

貧乏な人がすべてにおいて非力というわけではなく、お金持ちが必ず成功するというわけでもありませんが、

より広い範囲から自分の進みたい道を選べるという面から見るとお金を持っている方が力があり、

持っていない人は非力と言えるかもしれません。

3.責任のある仕事をしない

責任はなるべくなら取りたくないものですが、責任がない仕事をしている人は替えの効く仕事であることも多く、非力な人とも言えます。

責任を取る必要のない人は一見自由なようにも思えますが、人の上に立っている人はみな少なからず責任を背負っています。

人を動かすことで力を発揮できる人もおり、また人を動かすことができるということ自体が力を持っていると見ることもできます。

自分ひとりが動くよりもたくさんの人を動かすことで大きな力とすることができ、これができない人は非力な人と言えるかもしれません。

4.すぐにくじけてしまう

困難に陥ったとき、すぐにくじけてしまう人もまた非力と言えます。

どんなに能力があっても自分を信じることができなかったり、

やる前からあきらめてしまっては力を発揮する機会もなく終わってしまいます。

つまずいても起き上がることができれば自分の力を発揮できるチャンスはありますが、

そこですぐにあきらめてしまう人は心の弱さが非力の原因となっている場合もあります。

逆に言えばあきらめない心や、本番で力を発揮できるようなメンタルトレーニングを行ない心を強くすることができれば、

その力を存分に発揮できる可能性もあります。

5.経験値が少ない

どんなに仕事ができる人でも最初は素人です。

人はみな素人の段階から失敗と成功を繰り返しながら少しずつ経験を積み成長していくものです。

経験を積むことで戦力として認められ、責任を担うことでさらに社会人として成長することができるわけですが、

この経験を積むまでは社会人として非力な存在といえます。

「若い頃の苦労は買ってでもせよ」という言葉がありますが、これを解決するためには経験を積むほかに手はなく、

新人の頃にどれだけ多くの経験を積めるかが将来の糧になります。

いかがでしたか。

非力な人は競争から負けてしまう人もいますが、必ずしもダメな人というわけではありません。

自分の弱さを知り、挫折の辛さを知る人は、他人に対して優しくすることができます。

勝つ人よりも負ける人の方が圧倒的に多い世の中で、非力な人が力を発揮できる場所は必ずあります。