他人を落とし入れようとしていたつもりが、墓穴を掘ってしまう人っていますよね。
そんな墓穴を掘る人ってどんな特徴があるのでしょうか。
今回は墓穴を掘る人の特徴をご紹介します。
1.先の事を考えたり予想したりする力が無い
墓穴を掘る人というのは他人に対して自分よりも弱い立場にいて欲しいと願っています。
その為に自分が有利になるように色々と触れ回ったり、
相手の事を落とし入れようとしてこっそりと準備をしていることがあります。
まさしく墓穴を掘るという言葉がぴったりで、
例えば仕事上のライバルを落とし入れる為の墓穴を掘ろうと努力をするのですが、
最後の最後でライバルではなく自分自身がその穴に落ちてしまうというミスをしてしまいます。
そういったミスをしてしまう、所謂「墓穴を掘る人」というのは、
簡単に言ってしまえば先を読むことが出来ない人と言う事が出来ます。
先を読む力があれば、自分が何を言ったら自分の立場が弱くなるのか、
自分のミスが明るみになるのかという事を想像する事が出来るはずだからです。
そのような力が不足している人は何気ない会話の中でも、
「これだけは言ってはいけない」といったポイントに気付く事が出来ずに、
つい流暢な会話の中で口が滑ってしまいます。
それだけは言ってはいけない、という事まで自分からさらけ出してしまう事で、
周囲の人には完全に「この人は確信犯だ」と感付かれてしまうというわけです。
2.嘘をつくのが苦手ですぐにばれてしまう
例えば小さな子供ならば、何に対しても自分の要求をまずは優先しようとしますよね。
その為には小さいながらもどうしたら自分の要求を大人に対して通す事が出来るのかを考えて、
結果「要求を通す為には手段を選ばない」という手段を選びます。
大人が聞いたらつじつまが合わないような話であってもそこは上手く取り繕う為にすぐにばれる嘘をつくのです。
お菓子を食べたいけれど母親に止められているといった場合には、
父親の元へ行き「お母さんがこのお菓子食べて良いって言ったよ」と嘘をつくことで自分の要求を満たそうとします。
けれども父親は大人ですから、それが嘘であるという事はすぐに見抜いてしまうでしょう。
そこにはあえて触れないように、子供に対して「本当にお母さんはお菓子を食べても良いといったの?」と質問すると、
子供は「ううん、言ってないよ」と素直に答えてしまいます。
一度は要求を通す為に嘘をついたと言うのに、
それが嘘だとばれるかもしれない質問の答えに関しては考えが及ばなかったというわけです。
大人であっても同じ事で、最後の最後、自分の要求を完全に満たしきるまでは、
嘘はばれないようにしておかなければいけませんね。
3.会話がヘタで物事を順序だてて説明できない
話をしていると「この人はいったい何が言いたいんだろう」と思うことってありますよね。
会話が下手で、物事を順序だてて説明する事が出来ませんので目の前の事を話したり、
印象に残っている事柄だけを何度もリピートしてしまいます。
事実だけを述べるのはとても簡単な事ですね。
けれども事実をそのまま話してしまうと自分に都合が悪くなるだけです。
なぜなら、会話の中での矛盾点だとか、違和感を感じる場所といったものは、
話をされている相手からすると手に取るようにわかってしまうからです。
会話の組み立てが得意で、嘘も完璧にその会話の一部になっているような人は、
自分が原因で墓穴を掘るという事はありません。
掘った穴に自分がはまってしまわないように事前に予測を立てていますから話してはいけないポイント、
知られてはいけないポイントをしっかりと把握する事が出来ているからです。
素直な人だと受け入れましょう
つい墓穴を掘ってしまう人というのはやましい事を隠そうとして口が滑ってしまったり、
相手の口車にまんまと乗ってしまいやすいといった特徴があります。
良く言えば素直で人の話をちゃんと聞くことが出来る人で、扱いやすい人物であるといえるでしょう。