子供嫌いな人の心理4個

最終更新日:2018年11月30日

「子供なんて大嫌い」という人がいます。

子供好きな人にしてみると、「子供はかわいいものなのに、それを嫌う気持ちが理解できない」ということになるでしょう。

今回は、子供嫌いな人について、どんな心理的特徴があるのかご紹介します。

1.子供に傷つけられることを怖れている

子供嫌いな人には、「子供のことを怖れている」という心理を持つケースが少なくありません。

これは、子供を無条件でかわいいと感じる子供好きの人には、とうてい理解不能の心理と言っていいでしょう。

どうして子供を怖れてしまうのか。

それは、「子供にはデリカシーがないから」です。

「子供は正直」と言いますが、それはつまり、「子供には大人のようなデリカシーがないため、

思ったこと、感じたことをストレートに口に出してしまう」ということにほかなりません。

大人なら、相手を傷つけまいとして口にしないことでも、子供は平気で口にしてしまうものです。

実際に、子どもから失礼なことを言われて、気分を害した経験のある人は少なくないでしょう。

そういう経験から、「子供と関わると、また何か失礼なことを言われて、

傷つけられるにちがいない」と考え、子供を敬遠するようになります。

2.清潔好きで「子供は汚い」と思っている

子供は汚れた手でものを食べたり、地べたに寝転んでしまったりという、大人から見ると不潔な行動をしがちなものです。

そういう行動は、一種の子供らしさではありますが、子供嫌いな人はそれが許せません。

清潔好きなために、「子供は汚い」と感じ、「できるだけそばに寄らないようにしよう」と考えるのです。

実際に、泥だらけの子供に抱き着かれたり、食べ物で汚れた手で触られたりして、

迷惑をこうむったことがあると、その思いはいっそう強くなります。

また、おむつをしている乳幼児を見ると、おむつをしているというだけで「汚い」と感じるケースも少なくありません。

これはつまり、潔癖症のために子供嫌いになるというケースです。

3.騒音に耐えられない

「子供はうるさいから嫌い」という心理を持っている人もいます。

子どもはどうしても大声を出しやすいものです。

特にテンションが上がったときなどは、大声で騒ぐことが珍しくありません。

そうでなくても子供の声は大人に比べてずっとよく通りますから、いっそう大きな声に聞こえてしまうと考えていいでしょう。

また、子どもには「よく泣く」という特徴もあります。

子供は声をあげて泣き喚くことが多いものですが、子供嫌いの人には、その泣き声は「騒音」でしかありません。

赤ちゃんの泣き声などは、まさに騒音そのものです。

そのうるささを嫌い、騒音に耐えられないという心理から、子供嫌いになる人が少なくないのです。

4.子供に慣れておらず、どう接したらいいのかわからない

子供嫌いな人にありがちなのが、「子供慣れしていない」ということです。

弟や妹のいない人や、親類の子供とも関わる機会がほとんどなく、

今まで生きてきたという人は、「そもそも、子供にどう接したらいいかわからない」という心理を抱いているものです。

扱い方がわからないのですから、子供を前にすると、持て余してしまいます。

何とか子供のご機嫌を取ろうとしても、うまく行かないでしょうし、時には子供を泣かせてしまうこともあるでしょう。

そうなると、ますます扱いに苦慮せざるをえません。

まるで「危険物」を前にした素人が、その処理に困るようなものです。

つまり、「子供に対して「素人」なために、その扱いに困ってしまう」というのが、子供嫌いの人が抱きがちな心理と言っていいでしょう。

今回は、子供嫌いな人の心理的特徴について、主なものを4種類紹ご介しました。

子供嫌いな人の多くは、上記の心理のどれかを持っていると考えていいでしょう。

そして、そこに共通しているのは「子供だから仕方ない、と思うことができない」という心理です。

子供嫌いの人を理解するための、参考になさってください。