話にならない人の特徴4個!話を聞かずに頑固!

最終更新日:2018年8月26日

社会や学校、どこに行っても「話にならない人」に出会ってしまうもの。

最初は話が出来る人だと思って話していたら、実は全然違う受け取り方をされていてまるで話にならなかった。

質問をされて答えていたら、実は聞く耳すら持っていない人だった。

そんな人達が私達の周りには、実は沢山います。

その特徴をご紹介します。

1.人の話を聞かない人

一番多いのが「人の話を聞かない人」。

この「人の話を聞かない人」という中には、大きく分けて二種類の人がいます。

一つは人の話の要点を掴む事が出来ない人。

話題の中の、話し手が伝えたい点を上手く拾えない方がこれに当たります。

話は聞いているけれども、きちんと要点を理解して聞けていないという状態です。

こういう人とは会話がすれ違いがちで、話が終ってみれば話し手が話したかった内容と全く違う内容で理解していた、ということになってしまいがちです。

これが重なるとお互い何について話しているのか分からなくなり、話にならなくなるというわけです。

もう一つは本当に話を聞いていない人。

聞いているふりをして話を聞いていない。

聞く耳すらもたない、という状態の人。

これではお話になりませんよね。

2.頑固な人

また、頑固な人も度が過ぎれば「話にならない人」になります。

頑固というのは、自分の考えを頑として変えないという意味です。

人には人の考えがあり、家族の中ですら持っている価値観は様々です。

ましてや広い社会の中で出会う人達は生きてきた経歴も違い、経験も違います。

そんな人達に囲まれて生きる中で、確固とした自分を持っている人というのは強いのでしょう。

それでも、何かを理解してもらいたい時、理解したい時、時としてその強さは邪魔になってしまいます。

そもそも、話を聞くためには先ず相手の話の内容を理解する事が必要で、理解する為には相手の経験や経歴を推し量る必要が出てきます。

この理解は譲歩とも言えるでしょう。

自分の中にある経歴や経験から来る確固とした考え方を少しだけ横に置いて、相手の立場によりそう事が出来て初めて「会話」が成立します。

相手の立場を譲歩によって理解する時に、自分の考え方を頑として曲げられない頑固な人は「話にならない人」になってしまいがちです。

3.相手の価値観を推し量れない人

相手の価値観を推し量れない人というのも、実は「話にならない人」です。

これは何故かと言うと、そもそも会話や相談といった「話」は相手に何かを理解してもらいたい時や理解されたい時にするものであり、その際に相手の価値観を理解し同調するという事が理解する上で必要不可欠なものだからです。

例えば、大切な何かについての話を聞く時。

この話を聞くためには、そもそも「これがその人にとっては大切な事なんだ」と理解を持って話を聞かなければその人の話の内容が理解できませんよね。

勿論、その人が大切にしている事が自分にとってそうだと思えなくても「その人にとっては大切な事なんだ」と相手の価値観を大切にすれば、その人の話の内容は理解できるはずです。

話を理解する上で相手の価値観を知ることは何よりも大切な事です。

それが出来ない人は「話にならない」人と言えるでしょう。

4.自分の価値観を押し付ける人

3とよく似ていますが、こちらは自分の価値観を押し付けてしまう人。

相手には相手の価値観があり、自分のそれとは違うものなのだということを理解できていない人です。

こういう人は、自分とは違う価値観の話をされた時に「それは違う」と名言してしまいがち。

「話」に何より必要な譲歩を先にしないので、話し手にとって話しにくいことこの上ないと言えるでしょう。

話し手の価値観を理解しないまま話をしてしまうので、当然その人にとってはまるで話しにならない状態になります。

実際社会の中にはこのような人達が沢山いますね。

人の話を聞いていない、人の話に聞く耳を持たない。

人の考え方を理解しようとしない、価値観を理解しようとしない。

これら全ては「会話」「相談」といった「話」をする上で障壁になります。

自分がそういう考えを持っていないか、また自分の前にいる人はきちんと自分の考えを理解し、また自分も相手の考えや経験を理解し尊重した上で話が出来ているか、今一度振り返ってみるのもいいでしょう。

「話」には理解と譲歩、また相手の価値観や経験を尊重し、時には参考にしながら進める力が必要です。

これをすれば、違った価値観を知る事が出来、さらに新しい世界が見えてくることでしょう。

自分が何よりも正しいと信じるのではなく、少しだけ自分の考えを横に置いてみる力。

この力を持っている人は沢山の物事を吸収でき、これからの自分の力にすることができます。

沢山の価値観や思想に触れてきた人の話というのは多様性に富んでいて面白いものです。

また沢山の価値観や思想に触れるために話を積み重ねてきた人の会話はこなれていて要点も掴み易いものです。

「話にならない人」というのは身の回りに沢山いますが、そういう人に話を聞かせられるようにもなるかもしれませんね。