良かれと思ってしていることであっても、人によっては余計なお世話だと感じることもあります。
しかしそれに気付かずに自分のやり方を貫いてくる押し付けがましい人。
どういった特徴を持っていると、押し付けがましい人と思われるのでしょうか。
今回は押し付けがましい人の特徴をご紹介します。
1.おせっかいなほど世話好きな人
「こうして欲しいよね?」「こうだと嬉しいでしょ?」と勝手に相手の気持ちを決めつけ、
自分なりに良いと思っていることをしてくる人。
良く言えば世話好きで面倒見が良いと言えるかもしれませんが、
相手がそれを迷惑だと感じていれば、ただの押し付けです。
してほしいことを要求していないうちから、勝手に判断して行動に出てしまう人は、
自己満足の範囲になっていることに気付けません。
むしろ自分は良いことをしていると思いがちで、余計なお世話を多々してしまうことでしょう。
このような押し付けがましい人には、「間に合ってる」「結構です」と一度ハッキリと意思表示した方が無難です。
2.人の話を聞かない人
押し付けがましい人は、相手の話を聞かずに、自分の中で判断する傾向にあります。
話を聞く前から自分の中で事を進めてしまう為、せっかちだと思われることもあるでしょう。
相手が望んでいることが、自分のしようとしていることだとは限らない。
そういったことを考えられないのは、相手の話をきちんと聞くことが出来ないからです。
どうしてそうなるのか、どうしてこうするのか、ということを自分の中でしか考えておらず、
基本的に相手の意見は無視の状態。
相手は「話を聞いてくれない」「聞く耳なんてない」という見方をすることでしょう。
3.自分流をアドバイスしてくる
押し付けがましい人は、自分の中で基準となるものや、
確固たる価値観を持っていて、それを押し付けてくることが多いです。
そのため、人が自分の基準と外れたことをしたり、耳にしてしまうと、
アドバイスを上から目線でしてくることがあります。
「こうじゃなきゃダメでしょ」「こうすべきだよ」と、あたかも自分の意見が絶対正しいかのようなアドバイスをしてきます。
人にはそれぞれ異なる価値観があることを理解出来ず、すべての基準は自分。
間違っていること、まがっていることに気付いてしまうと、黙って見過ごすことが出来ないのです。
4.恋人には重い存在に
押し付けがましい人の恋愛は、恋人の負担を大きくしてしまいます。
自分の気持ちを押し付け、時に束縛や干渉が激しくなってしまうこともあるでしょう。
しかしその時「ここまでしてあげているのに」「こんなにも好きでいるのに」と、
自分の気持ちが優先されてしまい、相手の感情はくみとりません。
そのせいで、相手からは重い人、一方的な人という印象を持たれ、
恋愛に疲れを生じさせて、別れることを選択させてしまいます。
愛情の押し付けほど迷惑なものはないのです。
5.拒否されることが苦手
押し付けることが日常的になっている人は、「やめて」「もういいよ」と拒否されることが苦手です。
自分がしようとしていることを拒否されるということは、
自分を否定されてしまうということに繋がり、自信をなくしてしまうこともあります。
本来押し付けがましい人は、正しいと思い込んでいたり、相手の為と思い込んで行動しているもの。
それを否定されてしまっては、自分の価値観を全否定されてしまった気分になってしまいます。
ただ言わない限りは相手も気付きません。
タイミングや状況を見計らって、押し付けを拒否する機会を伺いましょう。
押し付けがましい人は、自分のことを「いい人」だと思っています。
その言動によって迷惑していること、不快に感じていることがあれば、ストレートじゃなくても間接的に伝えるべきです。
拒否しない限り、「相手は望んでいる」と思い込み、自分流を押し付けてくることが続いてしまうことでしょう。