何かに追われているかのようにも見えてしまう慌ただしい人。
そんな慌ただしい人には、いくつか特徴があり、時に周りの人が苦労することもあります。
どんな人が慌ただしい人だと思われるのか、その特徴をまとめてみましょう。
1.失敗やミスが結構多い
慌ただしい人は、常に焦りが付きまとっていることが多く、慎重に物を進めたり考えたりすることが苦手なケースが多いです。
そのせいで、失敗すること、ミスしてしまうことが多くなり、周りに迷惑をかけてしまうこともあるでしょう。
一つ一つ確認して慎重に進めれば一回で終わるようなことも、焦りの感情から「早くしなくちゃ」
「やってしまわないと」という気持ちをもち、結果見逃している所があったり、雑になったりと、新たに問題を作ってしまいます。
結果的にこのような失態ばかりが多いのであれば、一度周りからも「落ち着いて」と声をかけてあげることも必要。
焦りの気持ちを持つことで見失うことも多くなってしまうので、周りのアドバイスや冷静な目が大切になります。
2.期限や期間を設けてしまう
「いつまでやって」と言われている訳ではないのに、自分の中で期限や期間を設けてしまっているという特徴も見られるでしょう。
「今日中にやらないと」と自分の中で追いこんでしまい、慌ただしい行動が多くなります。
周りからも常に忙しい人、常に動いている人という見られ方をされているでしょう。
その結果、「忙しそうだからなかなか言えない」と周りに気を遣わせてしまうケースもあります。
期限や期間が設けられていないものに自ら設けることは、自分を追いつめてしまう行動であり、無意味であるとも言えます。
周りは、作業や仕事の順序をよく考えて、効率よい行動を期待してしまうでしょう。
3.心に余裕がない
慌ただしい人の心は、いつも何かで埋められています。
悩み事、気になる事、些細な事が心の中を埋め尽くして、余裕をなくしてしまっているのです。
心に余裕がないことで、他に目を向けることが難しくなるため、オドオドしたり、せっかちになったりと、柔軟な対応が出来なくなってしまいます。
自分の中で解決することが多い人で、ため込んでしまうような人に多く見られ、いつになっても心の中は埋まった状態。
他に考えるべきことがあるから、目の前のことをさっさと片付けて、気持ちを楽にしたいという思いがあるのかもしれません。
4.効率が悪く、頼まれることが少ない
慌ただしい人は、冷静に判断すること、順序をわきまえることに乏しい人であることも考えられます。
人は大抵、何かをする時に、「まずあれをやってから次にこれをして」と、頭の中で工程を考えます。
より早く、よりスムーズにという意識がある為、どうやったら効率が良いか自然と考えているのです。
しかし慌ただしい人は、この作業を省いてしまっているのです。
とりあえず思っていることをやってみる、次に出てきた問題をその時に対処する、すると初めからやり直しになる、
といったように工程通りに進まず、何度も行ったり来たりの状態になり、効率が悪いのです。
このような人は一度始める前に、計画表として紙に書き出して、目で見ながら行動に移した方が効率がよくなるでしょう。
慌ただしいことで、周りの人に迷惑をかけたり助けてもらったりしているのであれば、その慌ただしさを改善する必要があります。
自分では必死に、一生懸命に取り組んでいるのかもしれませんが、やり方が間違っていることに気付くべきです。
改善してその必死さや一生懸命さを、認められるような形で出していきたいものです。
もし周りにこのような人がいるのであれば、サポートしてあげたり、アドバイスしてあげることも必要になるでしょう。