掴みどころがないとは、その人の性格や本質がわかりにくく、どういう人物なのかよくわからない人の事を言います。
そういう人は、頭の中で「こういう人物だ」という事が決めづらいのです。
性格などもわかりづらいため、どう接したらいいか迷ってしまって大変ですよね。
今回は、掴みどころがない人の特徴についてご紹介します。
1.感情表現が乏しい
感情表現が乏しい人は、喜怒哀楽がよくわかりません。
怒っているのか、悲しんでいるのか、なかなか掴めず、相手がどういう人なのか理解しにくくなってしまいます。
相手が心を開いてなくて、うまく感情表現ができないのか、もともと物事に関して何の感情も湧いてこないのか、周りからは理解できず、どういう性格をしているのかもわかりにくいのです。
こういう人は、どういう事が嬉しいのか、楽しいのかもわかりずらいので、一緒にいる人も接し方がわからず、非常に掴みづらい人物だと言えます。
2.不思議ちゃん
不思議ちゃんは、普通の人とはまったく違う、変わった行動や言動を繰り返してしまう人の事です。
「不思議ちゃん」の名前の通り、どんな行動をするか、何を考えているのかまったく予想できません。
ファッションのセンスも独特で、こういう人は一般人からも理解できない、掴みどころがない人と言えます。
しゃべり方も独特ですし、一緒に接していても私生活が見えてきません。
わざと不思議ちゃんの演技をしているのか、それとも本当に不思議ちゃんなのか、考えてもなかなか答えは出てきません。
不思議ちゃんは、一般人から見たら得体のしれない生き物で、掴みどころがまったくありません。
3.趣味が変わっている
常人が理解できないような物を集めていたり、人が嫌うような虫や動物をたくさん飼っていたり、誰も行きたくないような場所に進んて入っていったり、変わった趣味をもっている人は、何を考えているのかよくわかりません。
好みのツボが全く違っていたり、他の人とは着眼点が全く合わず、この人はどういう人物なのかと定めることができません。
そういう人は、思想がユニークすぎて、周りからは変人だと思われてしまうでしょう。
独特の世界観を持っているので、周りの人は理解できず、掴みどころがない人だというイメージになってしまいます。
4.本来の自分を隠している
頭がいいのにバカなふりをしたり、本当は運動神経が抜群なのに、苦手なふりをしたりする人。
こういう人は、いざという時に実力を発揮し、周りの人は「この人何者なの?」とびっくりするでしょう。
謙虚な性格なのか、他人に期待されたくないためにウソをついているのか、それとも本当にバカだったのに、急に頭が良くなったのか、よくわかりません。
こういう人は、本当の自分を相手に隠すことが多いので、周りからは何が本当なのかわかりずらいです。
自分を隠している人は、相手にギャップを見せることを楽しみにしているので、色々な表情を見せてくれ、掴みどころがない人物になるでしょう。
5.自由な人
いきなり旅に出たり、発言が自由で全く読めなかったり、何をやるにも行動に一貫性がない人は、掴みどころがない人物だと言えます。
こういう人は、思ったことは何でも行動に起こしてしまうので、周りの人はどういう人物だかわからず、困ってしまうこともあります。
自分が思ったことを自由に実行できるマイペースさに、魅力を感じる人もいますが、自由すぎて、なかなか意図がつかめない人物です。
6.ミステリアスな雰囲気を醸し出す
ミステリアスな雰囲気を持っている人は、私生活が読めません。
普段どんな仕事をしているのか、住んでいる所はどこなのか、恋人がいるのかなど、様々な分野において秘密主義なところがあります。
こういう人は、質問してもなかなか答えてくれないこともあります。
秘密を抱えていることで、相手に自分をより魅力的に見せることが出来るからです。
また、照れ屋な性格や控えめな性格なため、人に自分の秘密をべらべらとしゃべらないという事もあります。
そういう特徴もあって、ミステリアスな人は、他人に何者なのか、掴みづらい人物に見えてしまいます。
7.意思表示をしない
あれが好き、あれが嫌い、どこかに行きたい、など、何も意思表示しない人は、何を考えているのかわかりません。
みんなの前で、自分の意見を抑えているのか、何がしたいのかはっきり言わないため、どういう人物なのか掴みずらくなってしまうでしょう。
掴みどころがない人は、行動や言動がわからないので、一緒にいると色々な発見があるでしょう。
性格がすぐにわかる人と違って、掴みどころがない人は後から色々な発見があるので、なかなか飽きないで関係を保つことも出来るでしょう。
ユニークすぎる人や不思議ちゃんなど、普段変人扱いして避けている人は、どういう人物なのかきちんと観察すれば、面白い体験が出来るでしょう。