最近よく耳にする〝インフルエンサー″という言葉ですが、インフルエンサーとは〝影響力のある人″のことを言います。
そもそも、インフルエンサーの特徴はどんなものなのでしょうか?
1.個性を持っている
ファッションなどのその時その時の流行りに乗ることはどちらかというと大切なことではありますが、その時その時の流行りに乗っているというのはその流行りに〝流されている″ということです。
学生時代「〇〇ちゃんがやっているから私もやる」「みんながやっているから私もやったほうがいいのかな?」などといった感情にほとんどの人がなりますよね。
ですがこうした流行りや周囲の人の意見に流されているようでは自分の個性が死んでしまっています。
影響力のあるインフルエンサーの特徴としては自分の個性を持っているため基本的にはブレません。
そのため自分の個性をとても大事にできているのです。
例えば奇抜なヘアカラーをやりたいのに、周囲の目を気にしているようでは個性はありません。
ですが、奇抜なヘアカラーが本当にやりたいのであれば周囲の目を気にせずにやるのがブレない個性になります。
こうしたブレない個性を持っていることでその人の〝自分らしさ″が出て周囲にいい影響力を与えるのです。
2.責任感がある
影響力のあるインフルエンサーはSNSのフォロワー数や閲覧数が多く、周囲への影響力が期待できるため様々な会社から直々にオファーを受けることがあります。
例えばダイエット飲料やサプリメントといった美容系などです。
責任感がない人の場合「私が作ったわけじゃないから言われた通りの言葉を発信しよう」「よく分からないから広告に一言だけ足せばいっか」などといった適当な感じになりがちです。
ですがインフルエンサーは責任感があることから「実際に使用した本当の感想をアップしよう」「この商品が売れるためにはどうしたらいいんだろう?」などと考えて自分がプラスになるだけのことをSNSにアップするのではなく、オファーをしてきてくれた会社のことも考えながらSNSに発信したりします。
こうした責任感が会社側にも伝わりより影響力のあるインフルエンサーへと進化します。
3.まずは自分が楽しむ
最近では〝ユーチューバー″という言葉が世に浸透するほどYouTubeが人気になっています。
また、小学生のなりたい職業ランキングでもダントツで1位になるほど今はユーチューバーに憧れのある世の中になっています。
ユーチューバーというのは自分の好きなこと、やりたいことを動画にしてアップし、その再生回数によって報酬が貰えるというシステムです。
そのため再生回数が多ければ多いほど報酬もかなり手にすることができます。
人気のあるユーチューバーは自分の好きなことややりたいことを動画にしてアップしていることで「このユーチューバー面白い」というところから始まり「今度私も試してみよう」「このゲーム買ってみよう」などと視聴者がなっていきます。
これがどういうことなのかというと、ユーチューバーの人たちは視聴者を楽しませるという気持ちがある反面、自分が楽しめる動画ばかりを撮ります。
心から楽しんでいるユーチューバーを視聴者が見て色々な影響を受けるのです。
楽しんでいるところを見て視聴者は興味を示したり自然と笑顔が溢れていたりします。
まずは自分が楽しむことでそれが結果周囲への影響力に繋がっていくのです。
4.本音を言う
芸能人はとても影響力のあるインフルエンサーではありますが、自分の好感度を気にしてSNSに本音を書かなかったり、テレビ番組でも周囲に合わせた発言をしたりします。
また、会社からオファーを受けた商品を紹介することで報酬が発生するため、自分の報酬のために悪いことは書かずにいいことばかりを書いて沢山の報酬をもらおうとしたりします。
ですが芸能人ではない影響力のあるインフルエンサーは本音をきちんと言います。
例えばオファーを受けた商品を紹介するときにいいことばかりを書くのではなく、自分の気になった点や自分には合わなかった点などもはっきりと言います。
嘘をつかずに本音をきちんと言うところに共感する方がいて、それが信用できる口コミとなります。
キレイ事ばかりを言うのではなく、きちんと本音を言うことで影響力のあるインフルエンサーになります。
また、日常生活での出来事も隠さずに発信していくためその日常を身近に感じることができるのもインフルエンサーの特徴でもあります。
インフルエンサーになろうと思ってなれるわけではありません。
世に情報を発信していくことは誰にでもできることですが、その発信力に影響力があるかないかです。
フォロワー数が一桁や、閲覧数がとても少ない人が情報を発信してもその数人にしか情報が伝達しません。
インフルエンサーは沢山の人達から支持されているからこそ影響力があります。