押しが弱い人の特徴。自分に自信がなく相手を優先する!

最終更新日:2017年10月28日

何かと「押し」が弱い人もいるものです。

例えば恋愛でも、いいムードになってもなかなか食事等に誘ってこない、さらに進展しても告白しない…等など。

こうした人の特徴を見てみましょう。

1.自分に自信がない

やはりある程度の「自信」がないと、他社に対して積極的な言動は取りづらいものです。

推しが弱い人は、シンプルに言って「自信がない人」である可能性が高いです。

しかし、例えば「体型に自信がない」「収入面で自信がない」など、特定のことだけに自信がない場合は、何かの状況変化で自信家に変わっていくこともあるでしょう。

自信がないせいで押しが弱い人は、裏を返せば「自信過剰」ではありませんので、何かの事柄を強引に押し付けてトラブルを起こす、などの可能性は基本的に低いものです。

2.ネガティブな結果を先に考えてしまいがち

押しの弱い人は、例えば好きな人に気持ちを打ち明けたいというとき「ふられたらどうしよう」と、ネガティブな結果を考えてしまいます。

こういうとき、押しの強い人であれば、「振られるかもしれないが、そもそも気持ちを打ち明けなければ始まらない」というふうに考える傾向となるでしょう。

しかし、ネガティブな結果を全く考えないとすれば、「無謀な行動」などにもつながってしまうこととなります。

押しの弱い人のネガティブ思考には、イライラしてしまうこともあるかもしれませんが、良く言えば「慎重派」であり、生活上の様々なリスクなどにも気を配れる人、とも言えますね。

3.相手の気持ちを優先することを、良しとしている

友達数人で旅行に行きたい、というとき、押しの弱い人は、自分の行きたい旅行先が有っても言わなかったりするものです。

また友人と2名で旅行に行くという場合でも、「○○さんはどこに行きたい?」など、相手を優先する傾向があります。

年上のきょうだいが多く、家庭内で自分の意見をなかなか言えなかった人などにも、一部見られる傾向です。

相手の気持を優先する心構えは美しくもありますが、「それだけ」では「自分の気持ちを尊重しない」ことにもなってしまいます。

相手の気持ち「も」尊重できるようなスタンスが、何事につけちょうど良いでしょうね。

押しの強いタイプでは、時として「尊大」「傲慢」になってしまう人もいまして、そのような人と比べれば、周囲を不快にさせることは少ないとも言えます。

4.特定の人・特定の状況では、案外押しが強い

「普段は何かと控えめで、積極的に恋人を作ろうともしないし、友人の意見にも簡単に従ってしまうように見える」こういった押しの弱い人でも、あらゆる場面で押しが弱いのかと言えば、そうでもないものです。

本当に好きになった人には、相手が驚くほどしっかりと告白したり、友人の意見であきらかに不適切なものがあれば、ハッキリと物を言う。

このようなタイプの「押しが弱い人」もいます。

積極的でハイスペックな男子を差し置いて、素敵な彼女をGETする、あるいは、華やかで押しも強い女子を差し置いて、素敵な彼氏をGETする。

こうしたことを起こしやすいのも、このタイプの特徴です。

5.非常に能力・魅力が高いため、押すことを知らない

「比較的裕福な家庭に育ち、スポーツも勉強も得意、ルックスもとてもよい、生まれ持って性格も明るい、特技があり労せずして仕事でも良いポジションを得た…」このように元々の能力が高い(環境にも恵まれた)人は、特に強く自分をアピールする必要性を感じていません。

いわば、「勝手に人が寄ってくる」といった感覚で生きているのが、このタイプの「押しの弱い人」です。

良家のお坊ちゃまタイプなどでも、これに該当する人はいます。

何事につけガツガツした部分がなく、寛大な性格であることが多いです。

迫力にはやや欠けるかもしれませんが、パートナーとしても、仕事上の人材としても決して悪いものではありません。

6.優柔不断である

押しの弱い人は、実は芯が強く実直であることも多いのですが、そう簡単な話でもありません。

何かと迷ってしまい、人に自分の気持ちを言ったり、自分が良いと思う意見を一切言わなかったりする「優柔不断型」の人もいます。

このようなタイプの押しの弱さは、優しさというより、ある種の身勝手さとも関連しています。

とにかく何にでも譲歩してしまうようなタイプの人には、周囲やパートナーは振り回されがちです。

「おとなしそうな彼と付き合ってみたら、友人の言うことをなんでも聞いてしまう」とか、「静かな青年だと思って採用したが、あらゆる同僚や上司の発言に影響されてしまい、自分がない」というのでは、困ってしまいますよね。

まとめ

「押しが弱い」ということは、それ自体特に良いとも悪いとも言えません。

しかし押しが弱い人それぞれに色々な特徴を持っていますので、ある程度把握した上で人間関係を保つと、ラクになります。

押しの弱さを美点と思うか、情けない等と思うかは紙一重ですし、仕事上などでメリットになるかどうかも、やはり紙一重の部分がありますね。

自分自身、押しが弱いと感じる人は、無理に「押しが強い人」になることはありませんし、現状の生活が快適であれば、むしろ変に意識しないほうが良いです。

ただ、「自信がない」など、苦痛に感じることとの関連を感じるならば、「少し変わってみよう」と試みてみてもいいでしょう。