「無鉄砲」という言葉を聞くと、向こう見ずなやんちゃな人というイメージがあるかもしれません。

しかし「具体的にはどういう人のことを無鉄砲と言うの?」と聞かれると、

答えに窮してしまう人も少なくないでしょう。

では、どういう人が「無鉄砲」なのか、その特徴を見ていくことにしましょう。

1.思いついたら、即行動を開始する

無鉄砲な人の大きな特徴が、「考える前に行動する」ということです。

ふつうの人は、何か新しいことを始めたり、むずかしそうなことにチャレンジしたり、

大きな選択を迫られた時には、すぐに行動することはせず、まず、「どうすべきか」を検討するものです。

例えばむずかしいチャレンジをする場合なら、

「どうすれば成功できるか」を時間をかけて考えますし、大きな選択をする場合なら、

「どちらを選んだ方が、自分にとって有利か」を検討するでしょう。

ところが、無鉄砲な人はそうした考察をしません。

まったくしないというわけでもありませんが、時間をかけて検討することはせず、短時間で行動に移すのです。

それを行うことによって生じるリスクを想定することなく、「思いついたら、即行動開始」というのが、

無鉄砲な人に共通する、大きな特徴と言うことになるでしょう。

2.人の意見を聞かずに行動する

人の意見を聞かないというのも、無鉄砲な人の特徴の一つです。

例えば、山登りを趣味にしているとしましょう。

これまで経験したことのない、難易度の高い山にチャレンジするとき、

同じ趣味をもつ先輩などから、「もう少し経験を積んでから、

チャレンジしたほうがいい」とアドバイスされても、無鉄砲な人はそうした人からのアドバイスに耳を傾けようとしません。

自分が「登りたい。

チャレンジしたい」という気持ちになったら、人がどう言おうとチャレンジしないではいられないのです。

仕事に関しても同様で、思い切ったチャレンジをしたいと思い立つと、

上司から「慎重にするように」と言われても、その助言を聞くことなく、とにかく行動を始めてしまいます。

行動を開始してからも、人と相談することなく、個人プレーに走ってしまうのが、

無鉄砲な人の困った特徴と言うことになるでしょう。

3.プラス思考で、失敗を引きずらない

無鉄砲な人はプラス思考です。

よく考えないで行動を開始する裏には、「なんとかかるだろう」というポジティブシンキングがあると考えていいでしょう。

「うまく行かないのではないか」というようなネガティブな考え方をする人に、

思いついたら即行動というようなことができるはずはありません。

また、無鉄砲に行動を始める人は、それが原因で、しばしば失敗を犯します。

先ほどの例で言えば、実力に見合わない山にチャレンジして、遭難してしまうということもあるでしょう。

しかし、その場合も、その失敗に懲りるということはありません。

「今回は失敗したけど、次はきっとうまくいく」というような、楽観的な考え方をします。

失敗してもそれを引きずらず、前向きに進んで行くことができるというのが、

無鉄砲な人のプラス面の特徴ということになるでしょう。

4.ストレスを感じにくい

熟慮することなく、行動を開始したり、チャレンジしたりすれば、困難に直面することも当然あるでしょう。

無鉄砲な人はふつうの人よりも、困難や障害に直面するケースが多くなるはずです。

しかし、無鉄砲な人は、そうした困難を前にしても、動揺したり、パニックになることが少ないという傾向があります。

つまり、ストレスを感じにくく、また、ストレスを感じたとしても、その耐性が高いため、ストレスに負けないのです。

そうした精神的な強さを持っているからこそ、無鉄砲な行動を繰り返すことができるという考え方もできるでしょう。

なんとなくはわかっていても、言葉で説明するのがむずかしい「無鉄砲な人」について、その特徴を4点紹介してきました。

あなたの周りにいる無鉄砲な人を理解するための参考になさってください。

また、人から「無鉄砲だ」と言われた経験のある人は、

自分のどういうところが無鉄砲なのか、セルフチェックしてみてはいかがでしょうか。