最初の内は仲が良かったはずなのに、いつの間にかどんどんと溝が深まってしまう人っていますよね。
そんな人の特徴についてご紹介します。
1.頑固者で一度決めたことを覆さない
何事にも臨機応変に対応することが出来る人というのは、予想外のトラブルに対してでも冷静に対応することが出来ますし、
それまでの計画を新たに見直して最善の方法を探ることが出来ますね。
一方、頑固者で頭の固い人というのは急なトラブルやアクシデントに対しての考え方も凝り固まっていますので、
柔軟に対処することが出来ません。
一度最初に決めてあった事柄について、考え方をすぐに変えて対処するという事を好みませんから、
途中で「間違った判断をしたかもしれない」と思っても強引に当初の考え方をおし進めようとします。
対人関係においてもそういったところがみられますから、気の合わない人に対しての態度はかなり冷たく、
一度「この人とは合わないな」と思ったら二度と自分から積極的に近づこうとはしないでしょう。
2.自分の考え方に自信を持っている
若い人と比べると年齢を重ねた高齢の方に特に多いのが「自分の考えは正しい」と思いこんでしまう事です。
それまでの人生の中で何度も自分の考え方に救われたといった自負があり自分の考えは正しいという自信をもっていますから、
自分とは違う意見を持っている人に対しては冷たい態度で接してしまったり、
無理やり自分の考え方に賛同しろというように何度も迫るようなことがあるでしょう。
例え自分の考え方が間違っていたとしても、自分自身はそれで成功してきた、
危険を回避できていたという思いがありますから間違っていたことに対して素直に認める事はしないでしょう。
むしろ「間違っている」と指摘されたことでよりいっそう頑なに自分の考えを押そうとしますから、
なかなかタチの悪い相手であるということが言えるでしょう。
3.自分は自分といった線引きにこだわっている
誰かと一緒に生活を送っていると、自分ひとりで好き勝手に行動することが難しくなってきますよね。
お互いに自分の意見を言い合って、妥協点を見つけながら考えをすり合わせていくことが大切になってきますが、
そういった事は精神的にもエネルギーを使う事ですから、出来ればそんなことをしたくはないと誰もが思いますよね。
たとえ相手と意見の相違があったとしても、その状態がベストだと考えて「自分は自分だから」といった考えのもと、
相手の事はお構いなしで物事に取り組んでしまう人もいるでしょう。
自分の中ではどんなに一緒に生活していても「所詮は他人同士なのだから」といった思いがありますから、
相手との溝が生じたとしてもそれを気にするような人ではありません。
むしろ「自分はここまで対処したのだからあとは他の人がするべきだ」というような、
相手に最初から見返りを求めるような態度でいる事が多く、
相手との溝が出来てしまっても「仕方のない事だ」と済ませてしまい、
どんどんと埋まらない溝を、さらに輪をかけて深くしてしまう人であると言えるでしょう。
基本的には自分の事が一番大切
どんなに身近にいる人との間に溝が生じてしまっても、それを問題にしなければ気にすることはありませんよね。
本当ならば小さな溝を見つけたらなるべく早い段階でその溝を埋める努力をすることが最も大切な事でしょう。
けれども溝が深まってしまう人というのは溝自体を問題にしていない、
いわば「自分大好き」「自分が一番」な人なので自分の意見が通る事が最も大切な事であり、
その時に他人からどのように思われているのかという事や、
他人の意見といったものに対してはあまり関心を持つことが出来ない人であると言えるでしょう。