行ったり来たりする癖がある人の心理3個

最終更新日:2017年7月28日

人にはそれぞれ癖や行動があるものですが、

そのような行為が心理的なものからくることも多いと言われていますよね。

その中でも今回は、行ったり来たりする人には、

どのような心理的特徴があるのかを紹介します。

1.せっかちである

せっかちな性格であるがために、落ち着いた行動をすることができず、

ついウロウロと行ったり来たりしてしまう人がいるものです。

これは特に年齢がある程度いっている高齢者に多く見られるのですが、

時間や順番がくるのをじっとして待っていることができません。

例えば、誰かと待ち合わせをしていて、予定の時間より30分も1時間も早くから待ち合わせ場所へ行き、

ウロウロと行ったり来たりしながら今か今かと待っているお年寄りを見かけることがありますよね。

お年寄りというのは、早朝に起き一日の行動開始の時間が早かったり、

「遅れたら大変だ」というような不安から待ち合わせにも早く行ってしまうのかもしれません。

それから、病院の待合室での光景を思い浮かべてもらえればわかりやすいのですが、

患者さんたちがいっぱいいて見るからに混んでいるのがわかるはずなのに、

「まだ呼ばれないのか」と病院側に催促したり、我さきへと診察をしてもらおうとするなど、

順番を守れないタイプも行ったり来たりしながら落ち着きのない態度を見せますよね。

また、お年寄りでない若い世代の人であっても、「何事も前もって行動しなければ気が済まない」とか

「じっと待つのが苦手」といったようなタイプも、

つい行動が先走ってしまい行ったり来たりしながら約束の時間が来るのを待つのです。

2.監視グセがある

これもお年寄りや中年の人たちに多いのですが、近所の人や知人のことに必要以上に気にかけ、

その人たちの行動を細かく監視するクセがある人がいますよね。

例えば、近所の人が出かけるところを毎日チェックしていたり、知人の家に知らない車が止まっていたり、

見慣れない来客がいたりすると「誰か知らない人が来ている」といったように、

そこの家の様子を伺うために、行ったり来たりしながら情報を知りたがるのです。

このようなタイプは、自分では悪気があるわけではなく、つい周りの状況が心配で気にしてしまう傾向にあります。

が、いつも見られている側からすると、あまり気分の良いものではありませんよね。

また、同じ監視グセでも、ストーカー目的で見られている場合は要注意です。

好意のある異性のことが気になるからといって、その人の家や会社の周りを行ったり来たりする行為は、

恐怖心を与えるばかりか犯罪にも繋がりかねません。

3.優柔不断である

物事をすぐに決めることができず、何を決めるにも時間が掛かったり、

一度決めたことを再度変えようとしたりなど、優柔不断なタイプも行ったり来たりな行動をしてしまいがちです。

例えば、お店に買い物に行って欲しいものがあった場合、

普通の人は多少迷ってもすぐに購入するのですが、

優柔不断なタイプは欲しいものがあっても購入するか否かを非常に迷うのです。

そのため、一度諦めてその場を去ったかと思えば「やっぱり買おうかな」といったように思いなおして、

再度その売り場へ戻ったりするため、つい店の中を行ったり来たりしてしまいます。

あまりに行ったり来たりすると不審な行動にもとられ、

本人は全くその気がないのに万引き犯と疑われることもあるため、気を付けたほうが良いでしょう。

このように行ったり来たりする人の心理にも色々な理由が隠されていますが、

行ったり来たりする行動というのは、見ている周りにとってもソワソワとして何となく落ち着かないものですよね。

また、本人に悪気がなくても、ウロウロすることで周りから、

不審者扱いされてしまい距離を置かれてしまう場合もあります。

このような、行ったり来たりしてしまうクセがある人は自分自身でも自覚がないこともあるため、

時には身近な存在の人が、その行動を控えるように忠告することも必要でしょう。