皆さんの周りにいる人を男女問わず「この人はしたたかだなあ」と感じる場面があるのではないでしょうか。
したたかな人は世渡り上手で出世したり恋愛で成功したりすることが多いですが、やりすぎると嫌な奴と思われてて毛嫌いされることもあります。
何事もほどほどが大切ですね。
ここではそんなしたたかな人の特徴を紹介します。
1.先輩や上司の前で甘える
したたかな人は後輩の自分の立場を最大限利用して、先輩や上司の力も最大限利用しようとします。
自分の手に余る仕事があったら先輩の機嫌がいい時を利用して相談して、先輩にアドバイスをもらったり手伝ってもらった後で、「さすが先輩」「やっぱり先輩は違うなぁ」などとよいしょすることも忘れません。
同じようなことをしていても頑張っているアピールが上手なので、他の同僚よりも先輩や上司に目をかけてもらえるように日頃から仕向けているのです。
そしてそんなわざとらしさを同僚には見抜かれていても先輩や上司には絶対にバレないようにしたたかに振る舞っています。
2.お願いついでに色々頼む
したたかな人は他の人に下手に出て色々なことをお願いをすることがあります。
「大きな買い物をするのに車がなくて、ちょっと付き合ってくれない?」と言うお願いを友達が快く引き受けてくれると、「お願いついてなんだけど、途中でスーパーマーケットにも寄ってくれない?」と追加で色々頼むことがあります。
これはいっぺんに頼むと断られる可能性があるのでわざと小出しにして相手が断らないような内容からだんだんステップアップしていくというしたたかな作戦です。
3.失敗をネタにして元を取る
したたかな人が大きな失敗をすることもあります。
普通の人だと失敗のことは思い出したもないし隠したいと考えるのですが、したたかな人は恥ずかしい思いをしてもただでは転びません。
失敗談をおもしろおかしく語って自分の鉄板の持ちネタにしたり、語る中で話を脚色して自分に非がある度合いをさりげなく減らしたり、他の人に責任があるように改変してしまったりします。
妻に失敗したとしても、ネタにすることで失敗によって損した分を元を取ろうというしたたかな作戦です。
4.若いことや女であることを武器にする
上で説明した先輩や上司を利用するパターンにも共通しますが、したたかな人は自分がまだ若いこと、もしくは自分が女であることを最大限利用して武器にします。
年上の人は若くてフレッシュな青年からキラキラした目で頼みごとや相談をされれば気分が良くなってその人を贔屓してしまいます。
男性ならおしとやかな女性から頼まれて嫌な顔をするわけがありません。
それらを知った上であえて相手が期待する若者像や女性像を演じてしたたかに利用します。
5.知らないふりをする
したたかな人は自分が知っていることでも知らないふりをするのが得意です。
わざと無知なふりをして他の人に助けてもらおうとするのもひとつですが、トラブルに巻き込まれそうな事実を知っていてもまるで知らないような顔をして厄介ごとに首を突っ込まないようにしたたかに振る舞います。
友達同士が仲違いをしていて一方が一方を悪く言っているのを前に耳にしたことがあっても、まるで知らなかったように振る舞うことでどちらか一方に肩入れするのを避け、友達同士がケンカになった時にどちらが優勢でも自分の身に危険が及ばないようにします。
6.逃げ隠れが上手
したたかな人は逃げ隠れが上手です。
何か問題が起こって自分に分が悪い時は敏感に察知して自分が批判の矢面に立たされそうな場面には顔を出さないようにひたすら逃げ隠れします。
忙しいふりをして誘いを断ったり、体調が悪いふりをして呼び出しに応じなかったり、ひとつひとつの動きを見ればしたたかだとバレバレですが、ひたすら逃げ隠れをすることでほとぼりが冷めるのを待って結局は被害を最小限に抑えてしまう術に長けています。
いかがでしたか。
したたかな人と世渡り上手な人は紙一重です。
ただ言えるのはしたたかと思われるような人は一部の人には好印象を持たれていても近い立場の人にはしたたかな策略を見抜かれていることが多く嫌われていることが多いです。
皆さんもしたたかだと思われない程度に世渡り上手になりましょう。