職場でも学校でも、目立つ存在の明るいムードメーカーもいれば、
全く目立たない、いつも大人しい人もいるものです。
気が付いたらそこにいると言うぐらい、存在感の無いような人もいて、
あの人は空気よねなんて陰口を言われたりすることも少なくありません。
しかし、その反面、大人しいのに仕事はしっかりと出来るなどと、評価されているような立場の人もいます。
この大人しい性格の人ですが、知り合ったばかりではどんな性格なのかもわかりにくいものであり、
どう接して良いのか難しいものです。
例えば、大人しい人の特徴としては、こんな点も挙げられます。
1.周りと一定の距離を保っている人や自分からは話題を切り出さない人
大人しい人の場合には、周りと話しをしていても、あまり自分からは話題を振らない、
周りに合わせて笑っているだけなどと言うこともあります。
自分から話題を振らないため、一対一になれば、シーンとして会話に困るなんてことも沢山あります。
また、休憩時間でも仲間の輪に入らず、一人で過ごしていたりと、孤独な人も少なくありません。
けれど、次第に打ち解けてくると、自分だけに話題を振ってくれたり、
仕事を手伝ったりもしてくれますので、大人しい人と言うのは、イコールして優しい人であることも多いのです。
そのため、仲良くなれば、ずっとその仲が続くと言う場合もあります。
2.自分に自信がないため大人しい人もいる
それに、自分自身に自信が無いため、仕事でも大人しいと言う人も世の中にはいます。
仕事でも評価が挙げられない人などは、あまり目立ちたくないため、
あえて大人しいキャラクターを演じていることもあります。
それに、看護師などの新人の場合だと、最初は何も出来ないことも多いため、
周りには大人しい人だと思われてしまうことも少なくありません。
けれど、次第に仕事にも慣れて、職場馴染んでくると、いつもの明るい性格に戻ったりすることもあります。
石の上にも三年と言うことわざもありますが、何でも三年耐えることで、見えてくることもあり、
大人しいキャラクターから、ムードメーカーになる人も大勢います。
3.マイペースなために大人しいと思われている人
その他にも、大人しい人と言うのは、周りに同調するケースもあれば、
マイペースで仕事をこなしたりと、色々な性格をしています。
特にマイペースな人の場合には、自分のペースで仕事もこなしていくため、孤立していることも多く、
そのために大人しいと思われていることも多々あります。
けれど、マイペースで仕事をこなすと言うことは、それだけ仕事配分や内容なども知っていると言うことですので、
同時に仕事もきちんと出来る人であることも少なくありません。
また、独特の自分の世界を持っていることもあるため、
流行りのドラマなどの周りの話題についていけないなどの悩みを抱えている大人しい人もいます。
そのようなことから、あまり人付き合いもせずに、孤立している人だっているのです。
大人しい人と言うものは、周りから見れば、ちょっと変わっていると思われたりすることもあります。
そのため、虐めなどのターゲットになってしまうことも中にはあります。
けれど、上記のような自分をちゃんと持っている人の際には、周りからの虐めなどもあまり気にしません。
このようなタイプは、一見すると大人しく見えて、実は一本筋が通っていると言うことも多いものです。
自分では虐めているつもりが、相手は全く意識していないなどと言う可能性もありますので、
大人しい人だからと言って、何でも責任を押し付けたり、面倒なことに巻き込むのではなく、
自分の失敗は自分が悪いと、きちんと謝罪する必要があります。