冗談で言った一言がケンカを引き起こしてしまった、こんな事態も起きてしまうのが現実です。
自分では冗談で言ったことであっても、思わぬ反応をされてしまうこともありますよね。
普通であれば笑って終わる出来事なのに、なかには怒り出してしまう人もいることでしょう。
では、このような人は、どうして冗談がわからずに反応してしまうのでしょうか。
今回は、冗談が通じない人の特徴を紹介していきます。
1.真面目な性格をしている
冗談が通じない人の特徴として、真面目な性格をしています。
真面目な人は少し道から外れたことにも厳しく、冗談という概念が嫌いなことが多いといえます。
普通の人であれば冗談だとわかると、多少の言葉はスルーしたり、許してくれる傾向にあります。
しかし、真面目な人はこのような道から外れた事に厳しいので、例え冗談だとしても本気で許せずに怒ってしまいやすいのです。
真面目な人によくある特徴として、冗談だとわかっていても怒ってしまうことです。
本気で相手が言っているわけではないのだろうと頭では理解しつつも、自分の中では許すことができないといった事態がよくあります。
これはその人が真面目であり正直者であることが原因になっており、例え冗談でも許すことはできないと思うので、ついつい冗談に反応してしまいます。
2.言葉をそのままの意味で捉えてしまう
冗談が通じない人の特徴として、言葉をそのままの意味で捉えてしまいます。
正直者な人に多く、人から言われたことをそのままの意味で判断するので、冗談を言われているという判断ができていないのです。
普通であれば流石にそれはないだろ、というような判断ができるので、大抵の冗談は本気で言っていないんだなと判断してあげることができます。
しかし、言葉の意味をそのまま捉えてしまう人は、冗談を冗談だと判別できません。
また、言葉の意味をそのまま受け取ってしまうのは、言葉の外の意味に気づけないからです。
日本人に多い話し方として、言っている言葉と実際の意味が異なる場合があります。
言わなくても気づくだろう、といった考えをしているので、言葉の外の意味にも気づかなければなりません。
しかし、中には言葉の意味をそのまま捉えてしまう人もいるので、このような人に対しては全く冗談が通じないといえるでしょう。
3.プライドが高いので言葉に反応してしまう
冗談が通じない人の特徴として、プライドが高いので言葉に反応してしまいます。
冗談が笑って許せるのは、相手が本気ではないから、自分が傷つく内容ではないから、といった理由であることが大部分を占めるでしょう。
普通は傷つくような言葉であっても、相手との信頼関係や自分の価値観に大きく左右されるといえます。
一方で、プライドが高い人に多いのは、自分が馬鹿にされることを嫌うことです。
そうすると、相手を馬鹿にするような言葉が冗談の中には多いので、プライドが高い人が嫌うものだといえるでしょう。
このように馬鹿にする言葉に反応してしまうと、当然ながら冗談が通じずに、ただのケンカとなってしまいます。
冗談が通じないのはプライドが影響している部分が多く、些細な言葉でも気に障る場合もあります。
冗談が通じない人に多いのが、冗談だと気づいていないことです。
これは冗談を言われた側の問題だけではなく、言う側にも問題があるといえます。
このような冗談で争いになることの多くは、冗談かどうか判別がつかないからです。
自分が冗談と思っていても、相手がそう思わなければ冗談としては通用しません。
このような考え方の違いもあって、冗談が通じないという事態が起こってしまいます。