人間にとって食事というものは必要不可欠なものであり、
食事のバランスが整っていないとさまざまな影響を及ぼすと言われていますよね。
そこで今回は、食事バランスが崩れている人にはどのような特徴があるのかご紹介します。
1.太り過ぎか痩せすぎである
食事のバランスが崩れている人の特徴として、
体型が太り過ぎであるか痩せすぎであるかのどちらかなことが多いでしょう。
その人の体質にもよって、太りやすい人と太りづらい人がいるため一概には言われませんが、
大抵の場合は三度三度バランスよく食べていれば極端に太ったりガリガリに痩せてしまうことはありません。
普段から暴飲暴食を繰り返していたり、体型を気にするあまり極端なダイエットをしている人は、
食事のバランスが崩れているといって良いでしょう。
太り過ぎている人は、カロリーが高いものを好み野菜が不足しているといったパターンになりがちですし、
痩せ過ぎている人は炭水化物を抜いたりカロリーの少ない野菜ばかり口にするなど、
バランスが偏りがちで毎日同じメニューばかり食べてしまっている傾向が高いのです。
2.肌がボロボロである
食生活によって肌の状態にも影響が出てくるでしょう。
普段から脂っこい肉食中心の食事をしていたり、チョコレートなどの甘い物をつい食べ過ぎてしまうなど、
肌荒れや吹き出物の原因になるようなのもばかりを好んで食べている人は要注意です。
とくに肉を食べた分、野菜も食べればバランスも良くなるのですが、
肉食中心の人は野菜をあまり摂らない傾向にあり、偏った食事になりがちです。
また、先ほど挙げたようにダイエットをしているからといって食事を抜いたりしていると、
肌に艶がなくなりガサガサになってしまうでしょう。
バランスが崩れた食事をしていると、便秘や下痢にもなりやすく、
腸内環境が悪くなることで肌荒れを引き起こしやすくなります。
せっかく念入りに肌の手入れをしたり、肌に良い化粧品を使っても食事のバランスが悪いために、
肌がボロボロになってしまっては意味がありません。
表面的にキレイにすることも大切ですが、身体の中からキレイになることが重要です。
3.体調を崩しやすい
食事のバランスが崩れている人は、すぐに体調を悪くしてしまう傾向にあるでしょう。
例えば、インフルエンザや風邪など、流行りの病気に毎年かかってしまうとか、
少し無理をしただけで熱を出して寝込んでしまうといったように、頻繁に体調を崩しやすくなります。
どんな人もインフルエンザや風邪が流行っているときは、かかってしまう可能性はあるのでしょうが、
やはりバランスよく食事をしている人はこういった病気にかかりづらいようです。
また、食生活が崩れていることで、頭痛やめまいがしたり腹痛が起こりやすくなるなど、
普段の生活にも影響を及ぼしてしまうような症状も出てくるかもしれません。
普段の食事が崩れている人は、しっかり食べている人よりも体調を崩したあと回復するまでに時間がかかるようです。
それから、女性であれば極端なダイエットをすることで生理周期が乱れたり、
最悪の場合には生理が来なくなるなど、ホルモンのバランスも崩してしまうでしょう。
生理周期が乱れることで、今までより生理痛が重くなるといった症状が出る人もいるため、注意が必要です。
このように食事のバランスが崩れることによって、人間の身体にはさまざまな影響が出てしまいます。
つい好きなものばかり好んで食べてしまったり、細い体型に憧れて、
食事を減らしてしまいたくなる気持ちもわかりますが、日常生活に支障が出てしまっては意味がありません。
食べすぎには注意が必要ですが、ある程度はバランスよくしっかり食事を摂ることが必要なのではないでしょうか。